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被爆と復興の歴史を未来に伝える路面電車が4月に広島の街を走る

RCCと広島電鉄による「被爆電車特別運行プロジェクト」

2016年4月、8月、11月 運行

イベント当日は昭和20年当時の青いカラーリングが施された被爆電車が広島の街を走る
「被爆電車特別運行プロジェクト」への参加には、往復はがきによる事前の申し込みが必要。詳細は本イベントのWebサイトに掲載されている

 RCC(中国放送)と広島電鉄は、昭和20年当時の塗装を再現した路面電車を運行する「被爆電車特別運行プロジェクト」を今年(2016年)の4月、8月、11月に行なう。

 1945年8月6日に広島に原子爆弾が投下されてからちょうど70年目にあたる昨年も行なわれたイベントで、被爆の惨禍とそこからの復興、広島の街が辿った歴史を多くの人に、未来の世代へ伝えることを目的に、今年も実施される。

 本イベントでは、昭和20年の夏に広島の街を走っていた路面電車と同じ青いカラーリングが施された「被爆電車」が、広島駅から原爆ドーム前まで運行され、車内に設置された大型モニターには被爆者の証言や復興エピソードなどが流れる。

 4月は23日、24日、29日、30日の午前と午後に運行され、乗車には事前の申し込みが必要。申し込みは往復はがきで受け付け、4月1日必着分まで。応募者多数の場合は抽選となる。8月と11月の運行予定は後日、本イベントのWebサイトで発表される予定だ。

被爆電車特別運行プロジェクト

運行ルート:広島駅~八丁堀~原爆ドーム前~土橋~広電西広島(折り返し運転~原爆ドーム前
運行日:2016年4月23日、24日、29日、30日
出発時間:10時30分、14時00分(1日2便、定員は25名/1便)
代金:大人500円、子供200円

(編集部:稲葉隆司)