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JAL、関空の国際線サクララウンジを7月21日にリニューアルオープン

コンセント席を大幅増、サラダバーなど食事メニューも拡充

2015年7月21日 リニューアルオープン

 JAL(日本航空)は7月21日、関西国際空港の国際線サクララウンジをリニューアルオープン。報道陣に公開した。今回のリニューアルでは場所の変更や営業休止といった措置を取らず、利用客の少ない深夜や、部分的に区切って少しずつ改装作業を進めていたという。

 インテリアは先にオープンした羽田空港と同様に「モダンジャパニーズ」をコンセプトとし、「日本のこころ」「日本のおもてなし」を体現する空間を目指して刷新。延べ床面積を462.7m2から485.7m2に拡大し、座席数は179席から177席になったが座席を一新。座席コンセントは改装前は窓際のカウンター中心に21席しか装備されていなかったが、リニューアル後は142席と、全体の8割ほどの座席で利用できるようになった。そのほかにも手回り品を収納することが可能なテンキーロック付きクロークが新設されるなど、快適性はもちろん利便性が高められているのもリニューアルの大きなポイントとなる。

 新ラウンジではダイニングも注目のエリアだ。人気のカレーはホテル日航関西空港監修の限定メニューなど4種類から常時2種類を提供。利用者からの要望が多かったというサラダバーも新たに用意された。また、時間帯に応じたメニューを提供するほか、夕食時間帯にはハラル認定キッチンで調理されたハラル対応メニューも用意される。他にもカウンターの拡張や大テーブルの設置などにより、スムーズに食事を楽しむことができるよう設計されている。

サクララウンジ入口。場所は南ウイング30番搭乗口の横あたり
奥に自動ドアがある
自動ドアを入るとエントランスのカウンター。ここもリニューアルされている
案内図。今回写真を撮ることはできなかったが一般席と同じようにソファーが置かれた喫煙室も用意されている
テンキーロック式クロークを2カ所に用意
出発情報を表示するディスプレイも大型化
中央に正方形の大きなテーブルが置かれたダイニング
カウンターを延長することですべての料理を置くことが可能になった
カレーは常時2種類を用意
1日限定50食の提供となるホテル日航関西空港監修カレー。具には国産牛が使われている
薬味も豊富
新設されたサラダバー
この日のパンは3種類
ビュッフェの定番といえるスクランブルエッグとソーセージ
特別に用意されたリニューアル記念ケーキ
ドリンクコーナー
アルコールも焼酎、梅酒、ワインなどいろいろ用意されている
ダイニングの中央には「菜箸」をモチーフにした飾り
ダイニングのテーブル
ここにもコンセントを用意
中央にある正方形のテーブルにもコンセントがある
4人がけのテーブル。こちらはコンセントなし
2人がけのこちらもコンセントのないテーブル
ラウンジスペース
丸テーブルの席とサイドテーブルの席がある
サイドテーブルにはコンセントが用意されている
パソコン利用に便利なテーブル席。ファクシミリも用意されている
奥にあるラウンジはリニューアルによって広くなった。こちらもサイドテーブルにコンセントがある
(安田 剛)