ニュース

ANAグループ、国際線の「燃油サーチャージ」無料を2016年7月発券分まで継続

2016年6月~7月発券分を適用なし

 ANAグループのANA(全日本空輸)およびAJX(エアージャパン)は4月12日、7月発券分までの国際線旅客の燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を引き続き適用なし(無料)と発表した。4月~5月の発券分は適用しないとしているが、新たに6月~7月分について発表、延長した形になった。

 ANAグループの燃油特別付加運賃額の見直しは2カ月ごとで、今回は2016年2月から3月のシンガポールケロシン市況価格の2カ月平均値から判断された。シンガポールケロシン市況価格の平均値は円貨換算で1バレルあたり5066円。適用基準の6000円を下回ったことから適用なしとなった。

 なお、燃油サーチャージについては、JAL(日本航空)が同様の発表を4月8日に行なっている。

(編集部:正田拓也)