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JAL、4~5月発券分の国際線で約7年ぶり「燃油サーチャージ」を無料に

北米、欧州を含む全区間

2016年2月9日発表

 JAL(日本航空)は2月9日、国際線に適用している燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)について、4月~5月の発券分は適用しないと発表した。燃油特別付加運賃が非適用となるのは2009年7月~9月の期間以来、約7年ぶり。

 同社は、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに、直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直しており、2015年12月~2016年1月のシンガポールケロシン市況の円貨換算額が5163円と、適用基準となる6000円を下まわったため。

 このため、4月~5月に発券される航空券(日本発全区間)には燃油特別付加運賃を適用しない。また、5月31日までの発券分については、今後の航空燃油価格の水準に係わらず適用の変更はない。

 なお、6月以降発券分の燃油特別付加運賃については4月に案内予定としている。

(編集部:椿山和雄)