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ピーチ、羽田~台北線就航を控え、モデル2名が台湾とピーチの魅力を語るトークショーを実施

同路線就航と1000万人搭乗を祝ったセールも8月8日スタート

2015年8月7日 実施

トークショーを行なった舞川あいくさん(左)と宮本エリアナさん(右)

 ピーチ(Peach Aviation)は8月7日、羽田空港~桃園国際空港(台北)線就航を翌日に控え、台湾やピーチに縁のあるモデル2名を招き、「さあ、今こそ旅に出よう! Peachでライフスタイルが変わる」をテーマにしたトークショーを都内で実施した。

Peach Aviation株式会社 代表取締役CEO 井上慎一氏

 冒頭、ピーチ代表取締役CEOの井上慎一氏が、同社の現況や8月8日就航の羽田~桃園線について説明。2012年3月の就航後、25カ月で純利益を計上し、2期連続で増収増益を達成したことに触れ、「ポイントは、安い運賃を提供しているが、それでちゃんと利益が出る構造を作っていること。また、一番気を遣っているのが運航の品質で、日本の航空会社でもっとも高い98.89%の就航率を実現している」とアピールした。

 また、2014年度の平均搭乗率が85.9%だったことに触れ、「1年中ハイシーズンのようで、ありがたい状況」と述べるように年間を通して高い搭乗率を記録。関西国際空港(関空)~仙台空港線は日本でもっとも搭乗率が高い路線として知られるようになっているという。

 さらに、ピーチのみが就航している関空~仙台線、関空~松山空港線、関空~長崎空港線の乗客数について、ピーチ就航前(2011年度)と就航後(2014年度)について比較。ピーチの乗客数はそれぞれ約29万人、約13万3000人、約11万1000人となっているが、一方で、他社運航の伊丹空港~仙台線、伊丹~松山線、伊丹~長崎線の乗客が増えていることを紹介。「LCCは既存の航空会社からお客様を奪うのではないかと言われていたが、ピーチが航空の総需要を拡げていることを分かってもらえると思う」と述べた。

 8月6日には累計搭乗者数1000万人を達成。台湾の女性が沖縄の美容院へ行ったり、仙台のジョギング好きな人が京都のマラソンに参加したりなど、乗客が自身のライフスタイルを変えるような乗り方をしているのが特徴であるという。

 ピーチが生んだ、そのような新しい価値として、井上CEOは3点を紹介。

 1点目は、既存航空会社とは異なる20~30代の女性が多いことで、これは日本に限らず、台湾、香港、韓国でもまったく同じ状況であるという。

 2点目は、前述のように新しいライフスタイルを創出している点で、飛行機による旅を日常の活動に取り入れている人が増えたことを挙げた。井上CEOはこれをiPhoneとアプリに例え、「iPhone、これはデバイス。お客様がご自身でアプリを開発して、Peachを使っていろんな楽しみ方をする」と表現した。

 3点目は、同じく前述のように新たな航空需要を生み出したことで、就航地への交流人口が増加し、消費活動が活発化。「就航先では地方が活性化していると聞いている。うれしい限り」と就航地活性化に貢献していることを挙げた。

 一方、国際線では、アジアのほかの航空会社と異なる傾向を見せており、外国人ユーザーが60%を超えているという。ただ、20~30代の女性が多いのは国内同様で、SNSを使って、ガイドブックにない新しいスポットを楽しむなど、自身で旅行をアレンジして質の高い旅行を楽しむ乗客が多いそうだ。また、低運賃ということもあって近隣国との気軽な交流が生まれており、「経営理念である“日本とアジアのかけ橋”が現実のものになろうとしている」と喜びを見せた。

 そして、8月8日に就航する羽田~桃園線は、人気の観光地である台湾と首都圏を気軽に結ぶ路線で、羽田を早朝に出発し、日本からもっとも早く台北に到着。桃園発は夜なので、滞在時間を多く取れることをアピールしている。

 就航する便は下記のとおりで、夏ダイヤの期間(~10月24日)は火曜日を除く週6便、冬ダイヤ(10月25日~)は週7便(デイリー)の運航を予定している。料金は片道7680円からで、燃油サーチャージはなし。

MM1029:羽田(5時55分発)~桃園(8時30分着、木・日は9時00分着)
MM1028:桃園(0時30分発)~羽田(4時45分着)

 羽田空港へのアクセスについても、国土交通省航空局が4月1日から実施している、深夜早朝時間帯に運行している深夜バスに言及(関連記事参照)。これを利用すれば、都内や横浜の主要地点から羽田空港の国際線ターミナルに4時30分ごろには到着でき、同便のチェックインに間に合うことを紹介した。

 羽田~桃園線の狙いとしては、「都心の巨大な潜在需要に働きかけて航空需要を拡大すること」「旺盛なインバウンド需要をさらに取り込むこと」「深夜早朝枠を利用し、夜間にも航空機材を有効活用すること」「成田は昼間、成田では飛べない深夜に羽田を利用することで、両空港を首都圏の両輪として活用すること」の4点を挙げている。

 併せて、同路線によって変わるライフスタイルの1つのキーワードとして「弾丸トリップ」を紹介。朝の8時30分に桃園に到着し、出発まで約15時間あることから、ホテルに泊まらない“弾丸ツアー”が可能であることをアピールするもので、弾丸プランを企画して応募することで、羽田~桃園線の往復チケットが5組に当たる「チャレンジ! 弾丸トリップキャンペーン」も実施している。

 ちなみに、台湾に住んでいたことがあるという井上CEOは、「朝の8時半に到着して移動すると故宮(博物館)の開館に間に合う。ここでだいたい2時間ぐらいを過ごしてお昼ご飯。私なら、ここで眠くなってマッサージに行ってウトウトする。そして午後の活動をして、士林の夜市へ。ぶらぶらしているとだいたい22時ぐらいになって、そろそろ空港に行かないと間に合わない」と自身が思い描く弾丸ツアーのイメージを披露。「台湾には興味深いコンテンツがいっぱいあるので、みなさんも開発していただければ」と呼びかけた。

 井上CEOは、ピーチが今後目指すこととして、「大切なのはリアルな人のコミュニケーションだと思っている。バーチャルで話すのもいいが、たまには実際におばあちゃんに会いにいくとか、故郷で同窓会に出席するとか、そういったリアルなコミュニケーションがみなさまの人生を豊かにするのではないかと思っている。

 もう1つ、(Facebookでの)“いいね!”もいいが、やはり自身がリアルな体験をすることも人生を面白くするキーだと思っている。

 そして、旅でライフスタイルが変わるという価値を発信していきたい。これは我々が発信するというよりも、むしろお客様がどんどん発信しているので、そういうムーブメントを拡げるお手伝いができればと思っている。

 最後に(経営理念である)アジアのかけ橋という点。2020年には東京オリンピックも開かれる。それも見据えながら、ピーチがアジアのかけ橋となるような、さらなる機会創出を図っていきたい」と意欲を見せた。

“暑いなかで食べる小籠包もお勧め”~モデル2名のトークショー

 続いて、両親が台湾人というモデルの舞川あいくさんと、月に2~3回はピーチに乗るという2015年ミス・ユニバース日本大会グランプリの宮本エリアナさんが招かれ、「さあ、今こそ旅に出よう! Peachでライフスタイルが変わる」をテーマにトークショーが行なわれた。

 気合いを入れてきたというピンクの衣装に身を包んだ舞川さんは「日本ではビビッドなカラーの飛行機が珍しいので、かわいらしいデザインが印象的でした」とピーチの印象についてコメント。羽田~桃園線については、「飛行機の旅行は旅費がかさむ印象でしたけど、ピーチではお手頃な価格で旅ができるということで月に何回でも行きたいですね。今は時間があっても“旅費が高いから行くのやめとこうかなぁ”って思うときもあります。(ピーチのことを)関西の友人から、すごくおしゃれでお手頃な価格で行けると聞いていたので、私も以前から乗りたくて、今回、羽田から台湾便が出ると聞いて“乗れる!”と思ってうれしかったです」と期待を寄せた。

 宮本さんは「デザインもかわいいし、CA(客室乗務員)さんの衣装もかわいいので、女性からすると“乗りたい”という想いがあって、月に2~3回は乗っていました。大阪に行ったり、京都に行ったりしていました」とヘビーユーザーぶりを披露。

 特に京都が好きだという宮本さんは「旅行というより人との出会いを大切にしていて、日本文化だったり建物だったりを見るのが好きで、着物を着ている方とお話するのが好き」とリアルなコミュニケーションを重視し、実際に行って目で見ることを楽しみにしているという。

 舞川さんも「私は人見知りで、海外へ行っても、仕事で海外へ行くとコーディネイターの方がいるのですべて任せきりだったりするんですけど、言葉が通じないのは海外の魅力でもあって、チャレンジしてコミュニケーションをとったりして、それで通じないと悔しい気持ちになるじゃないですか。そういう気持ちが次に繋がるというか、旅をしないと感じないことだと思うので、リアルにその土地に行ってコミュニケーションするのは、人生においても大事なことなんじゃないかと思います」と、同様にリアルなコミュニケーションの大切さをコメントした。

 舞川さんは台湾についての書籍やTV番組にも出演しているが、台湾の魅力については「たくさんありますが、イベントに家族揃って集まって、食卓を囲んでお祝いしたり、家族を大切する家庭が多いところが好きです。人と人との距離感が近いので、一緒にいるだけでハッピーな気持ちにさせてくれるというか、それも台湾の人柄だと思います」とコメント。

 今の旬やお勧めについて問われると、「夏が一番台湾らしいというか、すごく暑くてジメジメするんですけど、台湾を一番楽しめる季節。今はマンゴーが美味しいのでマンゴーかき氷とか、暑いなかで(汗をかきながら)食べる小籠包もいいと思います」と紹介した。

 一方の宮本さんは「台湾には行ったことがないので、ぜひ案内していただきたい(笑)」とし、ピーチの料金や弾丸ツアーについて紹介されると「日帰りできるのがすごいですね。(料金も)1万円を切ってるのは凄い」と驚きを見せた。

 最後に舞川さんは「旅をするというのは固いイメージというか、荷物をまとめて、予約をして、“さぁ行くぞ!”というイメージがあったんですけど、旅行というものがフラットに、身近に感じられるものになるのがすごくうれしいです」とコメントした。

両親が台湾人のモデル、舞川あいくさん
2015年ミス・ユニバース日本大会でグランプリを獲得した宮本エリアナさん
司会を務めた元ピーチCAで、ラジオパーソナリティの谷山香さん
トークショーの模様
ピーチのモデルプレーンを持ってのフォトセッション

搭乗者1000万人達成と羽田~桃園線就航を祝うセールを実施

 同社では、8月6日に累計搭乗者数が1000万人を達成したことと、8日に羽田~桃園線に就航することを祝い「搭乗者1000万人達成&東京(羽田)-台北(桃園)線就航 Wハッピーセール」を実施する。

 1000万人にちなんで、国内線、国際線ともに最安値は1000円に設定。羽田~桃園線にも2000円のセール運賃を設定する。

 販売期間は8月8日0時~8月10日14時59分。対象の搭乗期間は2015年10月25日~2016年1月31日。対象路線と価格は下記のとおり。

国内線
関空~松山
1000円
関空~長崎
1000円
関空~鹿児島
1000円
関空~石垣
1000円
福岡~那覇
1000円
国際線
羽田~桃園
2000円
関空~仁川(ソウル)
1000円
関空~釜山
1000円
関空~桃園
2000円
関空~高雄
2000円
関空~香港
2000円
那覇~仁川
1000円
那覇~桃園
2000円
那覇~香港
1000円

(編集部:多和田新也)