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デルタ航空、個室型ビジネスクラス搭載のエアバス A350-900型機内部公開
全席個室「デルタ・ワン スイート」と、同社初のプレエコ「デルタ・プレミアムセレクト」
2017年9月15日 10:26
- 2017年9月14日 実施
デルタ航空は、10月30日にデトロイト~成田線に投入するエアバス A350-900型機の機内を報道公開した。この機材では全席個室型のビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」を32席、同社初のプレミアムエコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」を48席、エコノミークラス「メインキャビン」を226席設ける。全306席。
なお、同社の上級会員がメインキャビンから無償アップグレードできることでも知られる従来の「デルタ・コンフォートプラス」は、あくまでエコノミークラスの延長線上にあるもので、デルタ・プレミアムセレクトは明確に料金区分が異なるという。
個室型のビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」
デルタ・ワン スイートは、引き戸を閉めることで高いプライバシーを確保できる居室になっており、全席が通路に面した作り。通路に挟まれた中央のシートも可動式のディバイダが用意されているため、空の上では周囲の視線をほぼ遮断できる。また、中央のオーバーヘッドコンパートメント(手荷物収納棚)をなくすことで開放感のあるキャビンを実現している。
シートは手元のコンソールパネルで無段階調節が可能で、最も倒した状態はフルフラット。シートの周囲にはヘッドフォン(ノイズキャンセリング)や靴の収納、小物を置くスペースがふんだんに設けられている。機内エンタテイメントのモニターは18インチ。
同社初のプレミアムエコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」
シート幅は約48.3cm、シートピッチは最大約96.5cmという「デルタ・プレミアムセレクト」。同社初のプレミアムエコノミークラスで、優先チェックイン・優先搭乗サービスが受けられたり、一部のアメニティがビジネスクラスと共通になっていたりなど、エコノミークラスとは明確にキャビン区分が異なる。