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デルタ航空のエアバス A350初便が成田に到着。退役したジャンボを代替
「待ちに待ったA350の初フライト」と森本社長
2017年10月31日 20:57
- 2017年10月31日 実施
デルタ航空は10月31日、前日にジャンボ(ボーイング 747-400型機)が退役した路線にエアバス A350-900型機を就航した。その初便となったのは、定刻17時50分発の成田~デトロイト線(DL276便)。出発前には、前日にジャンボがラストフライトを迎えたのと同じ26番ゲート前で記念セレモニーを実施した。なお、ジャンボの退役やA350-900型機の機内の様子については、関連記事「『28年間ありがとう!』乗客、スタッフ、ファンが別れを惜しんだデルタ航空ジャンボの日米路線ラストフライト」「デルタ航空、個室型ビジネスクラス搭載のエアバス A350-900型機内部公開」を参照していただきたい。
予定より早く成田へ到着したA350-900型機はウォーターキャノン(放水アーチ)で迎えられ、26番スポットにランプイン。ゲート前では弦楽四重奏による生演奏が行なわれ、華やかな雰囲気に。ソフトドリンクや、デルタのロゴ入りチョコプレートの乗ったカップケーキも振る舞われた。
セレモニーは来賓の成田国際空港 代表取締役社長の夏目誠氏が臨席するなか、デルタ航空 日本支社長 森本大氏がスピーチを行なった。「待ちに待ったエアバス A350の初フライトです。このA350とA330neoをそれぞれ25機、計50機導入していますが、1機200億円とするとおよそ1兆円、これが新しい投資です。
その50機のうち、これ(DL276便のA350-900型機)が1機目です。私も先ほど中を覗いてみましたが、素晴らしいシート、素晴らしい機内で、音も大変静かで、ゆったり眠っていただけるのではないかと思っています」と新機材について自信を見せた。
続いて、機長のハリー・オーナー氏が自身を含め4人のDL276便のパイロットを紹介し、関係者による記念撮影を実施。17時過ぎに搭乗が始まった。DL276便は18時ごろにプッシュバックを開始、ややあって18時20分過ぎに離陸した。