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ハワイ州観光局、2017年の新プロモーションは「ごほうび、ハワイ。」

“あなたと、ふたりと、かぞくと、みんなのごほうびに”

2017年1月25日 発表

ハワイ州観光局が訴求する、2017年のプロモーションは「ごほうび、ハワイ。」

 ハワイ州観光局は1月25日、都内において2017年のプロモーションプランを発表した。新たなプロモーションプランは「ごほうび、ハワイ。」。“あなたと、ふたりと、かぞくと、みんなのごほうびに”というタグラインも付けられている。

 ハワイ州観光局は2016年に「有休ハワイ ハワイで休んで、いい仕事。」というプロモーションプランを発表しており、このプロモーションプランを継続しつつ新たなプロモーションプランを付け加えた形になり、仕事をする人だけでなく、より多くの人へハワイの魅力を訴求するものとなる。

 発表会には、ハワイからハワイ州観光局 局次長 ミツエ・ヴァーレイ氏が来日し、プロモーションの概要について説明を行なった。ヴァーレイ氏は、日本人のハワイへの渡航者数の推移から説明を開始。日本人のハワイへの渡航者数は年間150万人ほどで、これはハワイへの年間渡航者数860万人の約18%ほどになるという。その特徴としてはリピーター率が高く、近年では6割を超えており、「これは一度ハワイに来ていただければ、ハワイを気に入っていただける人が多い」とのこと。

ハワイ州観光局 局次長 ミツエ・ヴァーレイ氏

 そのため、プロモーションの主眼としては“初めてハワイに来る人”を増やしたいという。また、ハワイは常に“いつかは行きたい”旅行先の候補に挙がるため、“今”行きたくなるような施策が必要だと説明する。

 その“今”を作るために大切なのが、ハワイ旅行に行くきっかけ。ハワイ州観光局の調査によると、ハワイ旅行に行く一番のきっかけは“友人・家族の誘い”であるとし、そのきっかけを作るためにスタートするプロモーションが「ごほうび、ハワイ。」になる。

日本人のハワイへの渡航者数推移
リピーターの割合
ハワイ旅行に行ってもらうためには?

「ごほうび、ハワイ。」では、プロモーションWebサイト「ごほうび、ハワイ。」において、ハワイの魅力を訴求するほか、プレゼンテーションを簡単に作ることができるようテンプレートを用意。51万4080通りのプレゼンテーションを容易に作れるようにすることで、友達が友達に「ごほうび、ハワイ。」を提案したり、夫から妻へ「ごほうび、ハワイ。」を提案したり、孫から祖父母に「ごほうび、ハワイ。」を提案したりできるようになっている。

 これはPCでもスマートフォンでも利用可能で、気になる方は試してみていただきたい。

ハワイ旅行へ行くきっかけ
プロモーション背景
「ごほうび、ハワイ。」
“ごほうび”とは?
全世代を対象
プレゼンテーションが作れる仕組みを用意
51万4080通りのプレゼンを作ることができる
旅行会社とも協力して旅行商品を用意
「ごほうび、ハワイ。」のWebCMも用意

 ヴァーレイ氏は、現在ハワイへの渡航座席数は航空会社から1日に5400席提供されているとし、その利用率も90%。「いろいろな体験ができて安心」というのがハワイだと説明する。

 ゲストとして、ハワイで結婚したタレントの藤本美貴さんも登壇し、夫への「ごほうび、ハワイ。」のプレゼンテーションプランを「ごほうび、ハワイ案。」として紹介。ハワイの魅力を、「治安もよく、英語に自信がなくてもなんとかやっていけるところ」と語りつつ、ハワイ火山国立公園やモロキニ島へ行くというプレゼンテーションを行なっていた。

ゲストとして登壇した藤本美貴さん
自身でプレゼンを実施。初めての体験とか
夫への「ごほうび、ハワイ案。」
ハワイ火山国立公園
モロキニ島
治安OK
ESTAについての説明も

 ハワイ州観光局は、この「ごほうび、ハワイ。」に合わせて、WebCMも作成。下記の4つを公開している。

「ごほうび、ハワイ。」友人編
「ごほうび、ハワイ。」3世代家族編
「ごほうび、ハワイ。」シニア編
「ごほうび、ハワイ。」カップル編