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外環道と成田を結ぶ「北千葉道路」の一部は有料道路で建設

成田空港へアクセス強化する道路

2016年12月19日 開催

 国土交通省、千葉県、周辺自治体が参加する北千葉道路連絡調整会議が12月19日に開催され、一般国道464号北千葉道路の西側部分、東京外かく環状道路 (仮称)北千葉JCT(ジャンクション)~鎌ヶ谷~国道16号を有料の自動車専用道路とすることなどが確認された。

 確認された事項は、北千葉JCTである市川~鎌ヶ谷~国道16号を自動車専用道路整備とし、有料事業を活用すること。市川~鎌ヶ谷までの区間は高架構造を基本とし、北千葉JCTから約2kmの区間は外環道との連続性等をふまえて掘削構造とすること。鎌ヶ谷~国道16号は自動車専用道路を導入し、一般道路部分との一体構造とすること。

 さらに、IC(インターチェンジ)の位置は引き続き調整することや、印西~成田間の速達性・定時制向上策は引き続き千葉県にて検討することが確認された。

 一般国道464号北千葉道路は市川市と成田市を結ぶ道路。成田空港へのアクセス強化という目的もある。すでに鎌ヶ谷市から千葉ニュータウンを経由して印西市まで一般道路として開通し、道路の上下線の間に、成田スカイアクセス線に続く北総線が通っている。また、東側の印西市から成田市の成田JCTの区間はすでに着工、建設が進められ、一部区間で暫定供用も開始している。