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フィンエアー、欧州短距離路線で機内Wi-Fiサービスを順次導入
2018年6月までに1000以上の短・長距離路線でインターネット利用可能に
2016年9月15日 19:42
- 2016年9月15日 発表
フィンエアーは、欧州の短距離路線を運航するすべてのエアバス A320型機において、機内Wi-Fiサービスを導入していくことを、9月15日発表した。設備の設置は2017年5月から始まり、2018年6月に完了する予定だ。
短距離路線のWi-Fiサービスはビアサット社とユーテルサット社の協力によって導入され、高速衛星インターネットに接続することで、搭乗客1人あたりのインターネットの接続速度は下りで12Mbps以上になるという。
フィンエアーの機内Wi-Fiサービスは、すでにエアバス A350型機で導入済み、2016年10月~2017年5月の期間で長距離路線のA330型機に導入されていく。今回の発表で2018年6月までに1000を超える同社の長距離・短距離路線でWi-Fiサービスが利用できるようになるとしている。
機内Wi-Fiサービスの利用料金は、ビジネスクラス、フィンエアープラスのゴールド/プラチナ会員、ワンワールドのサファイア/エメラルド会員が無料。エコノミークラスでは1時間あたりの従量制か、1フライト一律の利用料金を支払う必要があり、1時間あたり5ユーロ(約580円、1ユーロ=116円換算)か、1フライトあたり15ユーロ(約1740円)となっている(料金は変更される可能性がある)。