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「ハワイ プリンスホテル ワイキキ」をベースにハワイ観光を満喫

アラモアナセンター近く、空港のアクセスもよいロケーション抜群のオーシャンフロントホテル

「ハワイ プリンスホテル ワイキキ」は、アラモアナエリアに近く、ハワイ観光の利便性が高い。高層ツインタワーは、全室オーシャンフロント。目前には美しいマリーナが広がる

「HAWAII PRINCE HOTEL WAIKIKI(ハワイ プリンスホテル ワイキキ。以下プリンスホテル ワイキキ)」は、ハワイのメイン観光地であるオアフ島ワイキキエリアに位置し、ハワイでのショッピングに誰もが訪れるアラモアナセンターに徒歩で訪れることが容易なリゾートホテルだ。33階建てのツインタワーの客室は、全室がオーシャンフロントとなっている。

 今回は、このプリンスホテル ワイキキを拠点にして、ワイキキエリアやアラモアナセンターエリアなどハワイでは定番の地域を観光してみた。アラモアナセンターは2015年11月にエヴァウィング(西側)がオープン。従来のアラモアナセンターから大幅に拡張されている。この新しいアラモアナセンターについては、別記事でお届けする。

HAWAII PRINCE HOTEL WAIKIKI(ハワイ プリンスホテル ワイキキ)

所在地:100 Holomoana St, Honolulu, HI 96815
TEL:808-956-1111
URL:http://jp.hawaiiprincehotel.com/(日本語)

プリンスホテル ワイキキの位置



空港~ホテルのレンタカーアクセスも便利なプリンスホテル ワイキキ

 プリンスホテル ワイキキは、ワイキキエリアのホノルル国際空港寄り、アラモアナセンターに最も近い大規模リゾートホテルとなっている。そのためホノルル国際空港からクルマでホテルに向かうと、ワイキキの東側にあるホテルよりも到着が早く、ワイキキビーチ周辺の渋滞に巻き込まれたり、一方通行で迷うこともない。条件がよければ15分ほどで到着する。

 今回ホテルへのクルマでのアクセスを確かめるため、空港からワイキキへはあらかじめ予約しておいたレンタカーを利用した。ツアーであれば送迎バスなどもあるが、個人旅行ではワイキキとのシャトルバスやタクシー、レンタカーなどの手段になるだろう。

 ハワイでは日本の運転免許証でそのまま運転ができる。念のため国外運転免許証(国際免許証と表記されていることもある)も取得しておけば万全。レンタカー窓口へは、レンタカー会社の専用シャトルバスに乗ればOKだ。ホノルル空港はさまざまな改良工事を行なっており、確実にレンタカー窓口に行くためには専用シャトルバスがお勧めだ。専用シャトルバスは、空港ターミナル1階に面した一方通行の道路を周回している。乗り場は中央分離帯にあるので、信号を守り、歩道を渡って分離帯に向かってほしい。

 レンタカー以外の移動手段では、公共交通機関がないので、ツアーなら専用送迎バス、タクシー(35ドル程度)やシャトル(11ドルから)を利用することになる。

ホノルル空港到着口(東側)から出て、写真に見える分離帯にレンタカー窓口行きのバス停留所がある
「RENTAL CAR LOADING ZONE」と書かれた辺りに無料バスが周回している
目的のレンタカー会社のバスに乗る
空港の近くにあるレンタカー会社のカウンター。バスはここに到着する
レンタカーの窓口。今回利用したのは「ハーツレンタカー」。日本から予約できる。予約しておけば、免許証とクレジットカードの提示だけ
伝えられた駐車場所のクルマに乗り込む
さあ! ホノルルのドライブへ繰り出そう

 ホノルル国際空港からプリンスホテル ワイキキへは、フリーウェイ「H1(州間高速道路ハワイ1号線)」には乗らずに一般道から「NIMITZ Hwy(HI-92、ニミッツハイウェイ)」を目指す。空港出口は「H1」へ誘導されやすい作りになっているので、もし高速に乗ってしまっても、慌てずそのまま右車線を走って「NIMITZ Hwy」へ降りることができる。なお、ハイウェイと名前が付いているが、幹線道路の一般道で信号もある。速度の出し過ぎには注意したい。

ホノルル空港 → ニコス ピア 38 → プリンスホテル ワイキキ
ホノルル国際空港からは高速道路「H1」ではなく一般道へ出る
上を「H1」が走る「NIMITZ Hwy」に出るので、右折して「Honolulu」方面へ
NIMITZ Hwyを「Waikiki」方面への右側2車線を走行する
しばらく進むと、上を走る「H1」と分岐する。「HI-92」の方面へ

プリンスホテル ワイキキ到着前に立ち寄りたいレストラン「Nico's Pier 38」

「Nico's Pier 38」の店内

 空港からプリンスホテル ワイキキへはクルマで15分ほどですぐ到着してしまう。道中、朝食~ランチでぜひ立ち寄ってみてほしいレストランが「Nico's Pier 38(ニコス ピア 38)」。名前から想像がつくかも知れないが、NIMITZ Hwy沿いは海沿いに埠頭(Pier)が並んでいて、魚市場もある。その市場の新鮮な魚を食材としたプレートランチが食べられる。市場近くだけあって朝6時半からオープンしている(月~土曜)。日曜日のみ10時からのランチメニューで始まる。

 NIMITZ Hwyから「Pier 38」と「FISHING VILLAGE」と書かれた白い看板を目印に右に入る。ショッピングモールのニミッツセンターの向かいあたりだ。最初の入口を通り過ごしてしまっても、角にベストバイのある「Alakawa St」で右に曲がっても入ることができるので、慌てず目指してほしい。周囲には駐車場が広がっているので、駐車は心配無用。「Lea Lea」のトロリーバス(H.I.Sのツアー客向け)は店前に停留所がある。

「Nico's Pier 38」
営業開始時刻は、月~土曜朝6時半から。日曜日のみ10時からになる
「Lea Lea」トロリーバスは店前に停留所がある
港に隣接するオープンなテラス席も広くとられている
港の船を眺めながら食事がとれる。とても気持ちがいい
お勧めメニューの立て看板

 メニューは店内で調理してもらうレストランと、フィッシュマーケット側でショーケース内のポケ(切り身)を3種類選び、ライスの上に乗せてどんぶりにしてもらうテイクアウトの2種類が併設されている。調理するメニューは、レジで頼んでできあがるとリプライコールで呼び出されるというフードコートなどでよくあるシステム。ちなみに、取材当日注文を受けてくれたスタッフは、流ちょうな日本語で対応してくれた。レジまわりには日本語の紙メニューも用意されていたので、探してみてほしい。

フィッシュマーケット側にある「Poke Bowl」を選ぶショーケース
「Ahi Shoyu」「Aku Deluxe」「Furikake Salmon」の3種選んだ「Poke Bowl」

 今回は、プレートランチの「Furikake Pan Seared Ahi」(12.95ドル、以下、フリカケアヒ)と、テイクアウトコーナーで「Poke Bowl」(9.95ドル)用に3つのアイテム「Ahi Shoyu」「Ahi Deluxe」「Furikake Salmon」を頼んでみた。ちなみにアヒ(Ahi)はマグロのことで、フリカケアヒではマグロの焼き方をレアやミディアムなど指定することができる。

「Furikake Pan Seared Ahi」。ノリとゴマがふりかけられたマグロステーキのプレートランチ
ステーキの焼き方は選択できる。ミディアムで半生。柔らかくとても美味しい

 どちらも新鮮なマグロを食材としているのでプリプリしていて美味しい。フリカケアヒはゴマとノリがかかっており、日本人の口に合う美味しさ。Poke Bowlにアヒを乗せたものは「アヒ・ポキ」と呼ばれ、ハワイでは定番のローカルフードとなっている。今回はマグロとサーモンを乗せているので、マグロ・サーモン丼になる。魚好きの日本人なら、まず美味しいと感じるはずなので安心して訪れてみてほしい。

Nico's Pier 38

所在地:1129 N.Nimitz Hwy. Honolulu HI
営業時間:朝食 6時30分~10時、ランチ 10時~16時、ディナー 17時~21時
URL:http://nicospier38.com/(英語)

ホテルはアラモアナセンターにあり、歩いて行ける近さ

 さて、食事休憩をとったあとは、ホテルへのドライブを再開する。「NIMITZ Hwy」へと戻る。「NIMITZ Hwy」をそのまま直進していくと「ALA MOANA Blvd.」と名前が変わる。大きく右カーブした先にダウンタウンのビル群が左側に見えてきて、右側にはアロハタワーが見えるはずだ。

 さらに直進していくと、すぐ右手にアラモアナビーチパークが広がり、アラモアナビーチパーク端のゲート付近まで来ると、ひときわ高層のプリンスホテル ワイキキが見えてくる。ビーチ側が丸く弧を描いている形状で判別できるはずだ。その時点で左手には、アラモアナセンターが見える。この「ATKINSON Dr.」との交差点信号を過ぎたら、直後にプリンスホテル ワイキキの直前の道を右に入る。これでホテルのフロント側に到着できる。万一、右折を行き過ぎてしまっても、プリンスホテル ワイキキを通り過ぎた直後の道で右折すれば問題ない。

 これで分かるように、プリンスホテル ワイキキは、アラモアナセンターのすぐ近くになる。徒歩で10分かからずに遊びに行くことができるという距離にある。2015年末に大拡張されたアラモアナセンターの観光に関しては別記事にてお伝えする。

ニコス ピア 38を出て、しばらく行く。大きな右カーブの先にダウンタウンのビル群が見えてくる
ホノルルダウンタウンのビル群。通り過ぎて振り向いて撮影
右側にはアロハタワー
右側にアラモアナビーチパークが続く。この周辺は、後ほどゆっくり遊びにこよう
左側にアラモアナセンターが見えてくるとプリンスホテル ワイキキはもうすぐ
アラモアナセンターゲートのアップ
同時に反対の右側にはアラモアナビーチパークのゲート。画面左に建つ高層ホテルがプリンスホテル ワイキキ
ALA WAI川を橋で渡った先にプリンスホテル ワイキキがある。ビーチ側の右側に建つため、右折して入ればよい
プリンスホテル ワイキキ前。これでほぼ到着
直前の道を右折する。信号はない。歩行者に注意
プリンスホテル ワイキキ到着。ビーチ側にクルマ寄せと入口がある。なお徒歩であればALA MOANA Blvd.側からも出入り可能

安心感の高いプリンスホテル ワイキキ

プリンスホテル ワイキキ全景。33階建て全室オーシャンビューのツインタワーをビーチ側から見る

 プリンスホテル ワイキキは、33階建てツインタワーということもあり、街中やビーチからとても目立つ。ビーチ側には「ALA WAI(アラワイ)」ヨットハーバーが広がり、窓からの眺めはリゾート感があふれる。

客室からの眺め。目前に「ALA WAI」ボートハーバーが広がる

 開業は1990年。2016年の今年は26年目となる歴史がある。2011年にリニューアルが入っている。日本ではおなじみの西武グループ、プリンスホテル系列のホテルでもあり、とても安心感がある。フロントやオプショナルツアーデスクなどは日本語でもコミュニケーションができ、英語が不得手でも細かなニーズを伝えやすいのはありがたい。

 日本からハワイの便では、今回の旅程もそうだったが、朝早く到着するケースも多い。ロビーには広くゆったりした待合スペースがあるので、部屋の用意ができていなくてもチェックインを済ませ荷物をフロントに預かってもらい、ロビーで休憩するということもできる。ロビー内にはATMもあるので、急にキャッシュが必要になっても安心だ。

ビーチ側には「ALA WAI」ヨットハーバーが広がっている
夕焼けで赤く染まるプリンスホテル ワイキキ
海から見たプリンスホテル ワイキキ遠景
ALA MOANA Blvd.側から見たプリンスホテル ワイキキ。エレベータが特徴的
少し離れた交差点からの眺め。通りもからよく確認できる
アラモアナセンター方面から見たプリンスホテル ワイキキ
マジックアイランドからの夕景。中央やや左にプリンスホテル ワイキキが見える。右端はダイヤモンドヘッド
客室からのサンセット。マジックアイランド方向に沈んでいく
プリンスホテル ワイキキの1階ロビー。中央にゆったりとしたスペースがある
ロビーにATMがあるので、キャッシュの用意で外に出る必要はない

ワイキキの東エリアへはトロリーバス活用が便利

 プリンスホテル ワイキキから主要な観光スポットへの移動を考えてみると、アラモアナセンターへは徒歩で行き、カピオラニ公園などワイキキビーチ東側へはトロリーバスを利用するのが便利。もちろんレンタカーで向かっても構わないが、アラモアナセンターの駐車場やワイキキの東側にあるホノルル動物園駐車場が混んでいる場合、駐車に手間取り時間をムダにすることになる。

 ワイキキの足となっているワイキキ・トロリー(ピンクライン)は、片道2ドル、もしくは乗車時にJCBカードを見せれば家族で大人2名と子供(11歳以下)2名までが無料で乗車できる。旅行会社のツアーでないケースでは、このトロリーの利用がお勧め。ツアーで旅行を手配した場合には、ツアー別に無料で乗れるトロリーが運行されている。使えるトロリーを確認しておこう。トロリーはほぼ10分間隔で運行されている。

プリンスホテル ワイキキ無料シャトル

 プリンスホテル ワイキキ宿泊者向けの無料シャトル。午後にほぼ1時間に1本程度の頻度で運行している。うまく時間を合わせて利用するとよい。「プリンスホテル ワイキキ>アラモアナセンター(緑の停留所)>T Galleria DFS>ワイキキビーチ(デュークカハナモク像前)」を巡回している。

プリンスホテル ワイキキの無料シャトルがホテルから運行する
ワイキキ・トロリー「ピンクライン」

 観光向けに4ライン運行しているうちの「ピンクライン(アラモアナ・ショッピングコース)」では、オープンな2階建てバスが数多く運用されており、観光気分が盛り上がる。時間帯によってはかなり混み合うので注意。

ワイキキ・トロリー「ピンクライン」
ピンクラインの案内版
乗車時にJCBカードを提示すれば無料で乗車可能
2階建てバスは開放感抜群。観光気分も盛り上がる
ジャルパックレインボートロリー

 ジャルパック、JMBツアー参加者が無料で乗車できる。JALパックカード、JMBツアーカードを提示する。アラモアナルートとダイヤモンドヘッドルートなどがある。JAL利用の個人旅行でも利用できる。エコノミークラス利用と、ビジネスクラス利用で利用できるルートが異なる。

ジャルパックレインボートロリー
JTB Oli Oli ウォーカー・トロリー

 ルックJTBツアー利用者が無料で乗車できるクジラを模したトロリー。オリオリカードを提示する。プリンスホテル ワイキキ前(ビーチ側)にも停車する。「Oli Oli」はハワイ語で「楽しい」の意味。

JTB Oli Oli ウォーカー・トロリー。クジラを模した特徴的な形で目立つ
プリンスホテル ワイキキも停留所となっている
H.I.S. Lea Lea トロリー

 H.I.S.ツアー利用者が無料で利用できる。アラモアナ・ドンキラインなど7ラインがある。ダウンタウンラインでは、先に紹介した「Nico's Pier 38」にも行ける。車内にはWi-Fi完備。「Lea Lea」はハワイ語で「幸せ、喜び」の意味。

H.I.S. Lea Lea トロリー
The Bus

 ホノルルでの公共交通機関の市バス。誰でも一回乗車時に大人2.50ドルを支払って乗ることができる。支払時にお釣りは出ないので注意。レンタカーを使わず、ワイキキエリア以外にも行きたい時に便利だ。

The Bus

 プリンスホテル ワイキキのクルマ寄せからは、プリンスホテル ワイキキ無料シャトルと「JTB Oli Oli ウォーカー・トロリー」が発着する。ワイキキの東側に行く際の最寄りのバスの停留所は、「ALA MOANA Blvd.」を100mほどワイキキ方面に歩いたところにある「Waikiki Marina Resort at the Ilikai」前になる。ここはすべてのトロリーが停車する。ここでの注意点は、バス停に標識がないことだ。10m程度プリンスホテル ワイキキ側に「The Bus(ホノルル市バス)」の停留所があり、ここと間違えやすいので注意したい。イリカイホテル車寄せのちょうど前方周辺にトロリーが止まる。

 またアラモアナセンターは、すべてのバスのターミナルになっているので、徒歩でアラモアナセンターまで行き、ここから乗ってもよいだろう。

「Waikiki Marina Resort at the Ilikai」前のトロリー停留所。写真奥にプリンスホテル ワイキキが見えている。ワイキキ・トロリー「ピンクライン」が乗降中
H.I.S. Lea Lea トロリーが乗降中
JTB Oli Oli ウォーカー・トロリーが乗降中
JALレインボートロリーが乗降中。このようにすべてのトロリーがこの停留所に停車する
併設されているThe Busの停留所と間違わないように。写真奥にThe Busが停車中。手前のベンチがある周辺がトロリー停留所

ビーチをのんびりと満喫しよう

 ワイキキ近辺のビーチといえば、とかくワイキキビーチを目指しがちかも知れないが、プリンスホテル ワイキキ近くにあるアラモアナビーチやマジックアイランドラグーンも、喧噪から逃れ広くゆったりのんびり楽しめるのでお勧めできる。アラモアナビーチパークから入っていけばよい。

プリンスホテル ワイキキの客室窓から見える「マジックアイランドラグーン」
アラモアナビーチはとても広い。日本人も少なく、地元の人が多い感じだ
空いていてのんびり楽しめるのがアラモアナビーチのよさ
マジックアイランドのサンセットシーン

 また、プリンスホテル ワイキキからワイキキ東側へはトロリーを使うほか、徒歩でも移動可能。プリンスホテル ワイキキからビーチ側に出て、そのまま海沿いを辿っていけば、細い散歩用の遊歩道が整備されている。すぐにカハナモクビーチに出るが、ここも比較的静かに過ごすことができる。遊歩道は、そのままビーチ沿いにワイキキビーチまで繋がっている。時間があれば、のんびりと散策するのもお勧めだ。途中疲れたら、遊歩道沿いにいつでもなんらかのホテルや飲食店があるので、休憩や食事ができる。

 ハワイでは法律によってホテルのプライベートビーチが作れないので、隔離されている部分がなく、ビーチ側は解放されている。徒歩であれば、大通りのALA MOANA Blvd.側を移動するより楽しめる移動方法だと思う。ショッピングを主体に楽しみたいならALA MOANA Blvd.側を歩こう。

プリンスホテル ワイキキをビーチ側にでて、そのままワイキキ方向に向かう
少し歩くと細い散歩道にたどり着く。ビーチが見えてきた
すぐにカハナモクビーチが広がる。左手はホテルや飲食店が並ぶ
カハナモクビーチも、比較的ゆったり楽しめる
大通りのカラカウアアベニューに出れば、ショッピングを楽しめる
カラカウアアベニュー沿い、ワイキキのデュークカハナモク像周辺
ワイキキビーチ

 ワイキキビーチでは、ダイヤモンドヘッドを周遊するコースなどで、1~2時間のセーリングツアーも実施されている。今回は、サンセットクルーズに参加してみた。

セーリングに使われたヨット。履き物は脱いで乗る
洋上のサンセットはまた格別。船上ではアルコールも飲める
沖からワイキキエリアのホテル群を見る
夕焼けに染まるダイヤモンドヘッド
ヨットやクルーザー、パラセーリングなど、思い思いにサンセットを楽しんでいる
ワイキキ沖のサンセット

レンタカーの返却

 帰国時にクルマで空港へ戻る道順も特に難しくない。「ALA MOANA Blvd.」を戻っていき空港方面の案内に従って、フリーウェイ「H1」に乗ってしまう。しばらくしたら、案内に従って右車線に移ると空港に到着する。

 レンタカーの返却はいたって簡単で、レンタカー会社別の車列に係員の誘導に従って停めるだけ。返却車列に停車したら、いきなり係員に名前を呼ばれたのは少し驚いた。車両のチェック後にレシートが手渡されるので、金額を確認しておく。支払いは登録したクレジットカードに請求される。

 今回のレンタカーの返却場所から空港カウンターはすぐ近くだったので、徒歩で移動した。

ワイキキ プリンスホテル → ホノルル国際空港

 いかがだったろうか。今回は主にプリンスホテル ワイキキの立地について紹介した。プリンスホテル ワイキキは、大拡張が行なわれたアラモアナセンターの近くにある大規模リゾートホテルで、ショッピングを楽しむには絶好の位置にある。アラモアナセンターの隣の地区には「ワード・ビレッジ」などショッピング施設があり、T.J.マックスやノードストロームラックといったアウトレットショップやレストランも充実している。

 ワイキキエリアも華やかに楽しめるが、喧噪から少し離れたアラモアナビーチやマジックアイランドラグーン(アラモアナビーチパーク)、カハナモクビーチあたりがリラックスして楽しめる。混み合っていないので、家族でのビーチ遊びはもとより、散策やジョギング、ピクニック、サンセットビューなど楽しむにももってこいの場所だと感じた。

 空港から渋滞することなく到着でき、アラモアナ~ワイキキまでを自由に楽しめるプリンスホテル ワイキキは、ハワイ観光拠点にマッチするホテルだと感じた。特に少しゆったりした時間を持ちたい人にお勧めできる。

 現在アラモアナエリアは、空港からモノレールでつながることが決まり、周辺では開発工事が進んでいる。モノレールが開通すれば、プリンスホテル ワイキキはさらに便利な拠点になるはずだ。

協力:株式会社西武ホールディングス

村上俊一

1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、Web媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。

動画協力:石岡宣慶