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ハワイで初となる草間彌生氏の作品展示を3月8日~5月13日に実施

来春発足のアートプロジェクトの先行展覧会としてアラモアナ「ワードビレッジ」で展示

草間彌生氏の作品「Footprints of Life」
ハワイで初めて作品が展示される草間彌生氏。同氏は来春のホノルル・ビエンナーレの発足に向けて、ハワイの空間を意識した新作を制作しているという

 日本の現代美術を代表する草間彌生氏の作品が、3月8日~5月13日にハワイで展示される。

 これは「Honolulu Biennial(ホノルル・ビエンナーレ)」が2017年に発足することに先駆けて企画されたもので、ハワイのオアフ島、アラモアナにある巨大商業施設「ワードビレッジ」内のIBMビルディング中庭で行なわれる。今回展示される草間氏の作品は、「Footprints of Life」と題する、ピンク地に黒い水玉模様が印象的な15の彫刻群。草間氏の作品展示はハワイでは初めてのことで、アート界でも注目を集めている。

 ホノルル・ビエンナーレは、世界レベルのアーティストと、ハワイをホームグラウンドに活躍するアーティストをハワイに集結するアートプロジェクトで、森美術館館長であり美術評論家でもある南條史生氏の指揮のもとに来春発足。草間氏のほかに、ユキ・キハラ氏、 レ・フィルター・フィーダース、モハメッド・カゼム氏、フィオナ・パーディントン氏といったアーティストが参加を予定している。同プロジェクトでは今後、屋内だけでなくさまざまな場所でのアート作品の展示を企画していくという。

作品の展示が予定されているワードビレッジ内のIBMビルディング中庭

【お詫びと訂正】初出時、期間に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

(編集部:稲葉隆司)