若林直樹のトラベルフォトギャラリー

天然の要塞「松代城跡」(長野県)

 川中島合戦時代「松代城」は武田側の拠点の城で、千曲川を利用した大きな堀を持つ堅い守りの城だった。当時、松代城は「海津城」と呼ばれ、江戸時代に松代城に名を改めている。そして明治維新まで真田氏の居城となった。

 明治に入ると廃城になり、建物は取り壊され石垣のみが残っていたが、2004年に長野市によって櫓門・木橋・石垣・土塁・堀などが復元され、国指定史跡になっている。城跡だけでなく周辺を散策すると昔の面影を残した建物があり、楽しませてくれる。

 アクセスは、長野駅からバスで松代行きで30分。松代駅を下車すれば目の前にある。クルマなら長野ICから10分の距離だ。

 近くには真田宝物館など真田にまつわる史跡も多くある。それらをゆっくり巡り美味しいものを食べる旅によい場所だ。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。
Webサイトはhttp://kaido.sub.jp/