今すぐ使いたいアウトドアギア

唯一無二を掲げて開発した分離可能・アレンジ多彩なタープテント「AOD-2 TARP」

AOD-2 TARP:5万4989円

株式会社アルペン バッグアクセサリー事業部 伊藤浩二氏

 キャンプやBBQ、グランピングなどさまざまなシーンで活躍するアウトドアギア。誰もが知るアイテム、みんなが持ってる定番ギアであっても、メーカーこだわりの機能や開発裏話が秘められていたりする。ここでは、メーカー担当者にそのこだわりを明かしてもらう。

 アルペンは、大型アウトドアショップ「AlpenOutdoors(アルペンアウトドアーズ)」発のプライベートブランドを2021年に始動しており、2022年1月にはタープ・シェルター・ティピーテントとして使える「AOD-2 TARP」を発売している。この製品について、バッグアクセサリー事業部の伊藤浩二氏にお話を伺った。

――開発の経緯を教えてください。

伊藤氏:昨年3月にリリースした2ルームテント「AOD-1」をきっかけにスタートしたAlpenOutdoorsプライベートブランド。その第2弾となる「AOD-2」のタープ企画です。今回のタープはまさに渾身の一撃。唯一無二をコンセプトに開発をスタートしたのですが、アイデアの出発点は「いろいろアレンジできたらきっと楽しい」でした。

――どんな機能があるのでしょうか。

伊藤氏:「分離可能な機能を搭載したタープ」です。変形する商品は他社にもありますが分離させるアイデアはなく、まさに唯一無二。タープからシェルター、さらにティピー&タープになるのが最大の特徴で、そのアレンジ方法は無限大です。

――こだわりのポイントは。

伊藤氏:開発最難関の分離構造ですね。最初はうまく機能せず、テントはバラバラに……。とても使えるモノではありませんでした。修正して作ってはテスト、また修正を何度も何度も繰り返し、最終テストして合格したときの達成感は忘れられません。アイデアの出発点である「いろいろアレンジできたらきっと楽しい」を念頭に、まだ見ぬ唯一無二の商品開発に徹底的にこだわりました。

――どんな人に使ってもらいたいですか。

伊藤氏:アルペンアウトドアーズに来てくださる無類のキャンプ好きのお客さまに、この「AOD-2」を使っていただいて、「こんなスタイルもできた」「こんな使い方もできる」などいろんなアレンジを楽しんでいただきたいです。

――ありがとうございました。