ボーカリスト琴音の音楽旅

咲き誇る5月のバラ! あしかがフラワーパークと佐野でリラックス日帰り旅

あしかがフラワーパークに行ってきました

 GWも終わり、雨続きの東京でしたが少しずつ晴れの日が戻ってきましたね。非常事態宣言や、まん延防止措置が続きお出かけを控えていた反動か、クルマでの日帰り旅行にハマってしまいました。

 大好きな海外には簡単には行けないけど、天気のよい日のドライブは最高に気持ちよいし、都心の喧騒を離れられるのもリフレッシュになります。

 今回は、東京からカーシェアでクルマを借りて、栃木県あしかがフラワーパークを目指して出かけました。

まずは腹ごしらえ! 足利名物の大根そばを食す

足利名物の大根そば

 足利の名物ってなんぞや?と調べてみると、大根そばなるものが出てきました。大根? そば? 大根おろしではなく? どんなおそばなのか気になってしまい「石挽蕎麦 いちい」におジャマしました。

 東京から足利までクルマで約2時間ほど。お腹ペコペコで到着して、美味しそうな天ぷらと大根そばのセットがあったので、そちらを注文しました。

 この日は平日で地元のお客さんで混み合っていました。地元の方に愛されているお店は、味も期待できること間違いなし。

 運ばれてきた大根そばは、おそば状に切られた大根がおそばに添えられていました。生のシャキシャキの食感かな?と思って食べてみたら、少し茹でてあるのか柔らかさと少しシャキッとした絶妙の食感。

 これはおそばとの相性抜群! 大根おろし的な役割で、口のなかがサッパリします。天ぷらは、サックサクでこうであってほしいという理想の天ぷらそのもの。海老天も大きめでうれしいです。

 おそばも美味しかったのですが、天ぷらもかなりのレベル。まるでおそばのような大根とおそばの相性のよさ、天ぷらのサクサク食感で足利名物を堪能しました。

石挽蕎麦 いちい
大根をおそばのように千切りしてあります

どんな季節に行っても楽しめる! あしかがフラワーパーク

 そして、やっと念願のあしかがフラワーパークに到着です。入ってすぐに、開放感あふれるフラワーステージ、広がる緑に大興奮。

正面ゲートを抜けると、一気に緑と花の世界にトリップ
名物の藤の季節は終わりましたが、剪定されたのもきれい
ヨーロッパの庭園のような作りが素敵

 訪問日は5月中旬でしたが、名物の藤はもうすでに見頃を終えていて、バラやクレマチス、シャクナゲが美しく咲き誇っていました。

 クレマチスが、こんなにきれいな花だとは知りませんでしたね。シャクナゲは、きばな藤とシャクナゲの森で見ることができます。

 5月はバラの季節、6月は花菖蒲やアジサイ、夏はスイレンと、いろいろな花があり1年中いつ来ても楽しめるあしかがフラワーパーク。

 これは何度も足を運んでしまいそうだぞ……。

牡丹と掛け合わせたハイブリッドシャクヤク
怪しい魅力に吸い込まれそうなクレマチス

 花と緑だけではなく、水辺が多いのもあしかがフラワーパークの開放感につながっている気がします。

 おかげで、この日は暑かったのですが涼しく感じられました。季節のメインのお花も素晴らしいのですが、脇を彩るお花たちもかわいくて見応えありです。

水辺もあり、開放感があります
デルフィニウムとブルーデイジー。メインのお花の脇にいる花も、しっかり手入れされていて美しかったです

オシャレなカフェで休憩、名物「藤ソフト」はどんな味?

 パーク内を散策して、少し歩き疲れて喉も乾いてきたような。ということで、パーク内のカフェ「マロニエ」で休憩することに。

 焼きそばや佐野名物のいもフライもありつつ、名物の藤を使ったスイーツもありました。

 今回は藤ソフトを注文。確かに、ほんのりと藤の香りがしますがソフトクリームとの相性もよくて、とっても美味しかったです。

マロニエ外観。森のなかのカフェ、という見た目でかわいい
店内もウッディな内装で癒されます
ほんのりと藤の香りの藤ソフト。藤の香りとバニラの意外に美味しいコラボレーション

5月はバラの季節、見事としか言いようがない美しく咲くバラたち

「5月のバラ」という歌がありますが、まさしく5月はバラの季節。あしかがフラワーパークでは、バラの咲く島、ローズガーデンの2か所にさまざまな品種のバラがあり、さながら不思議の国のアリスの女王の庭のようです。

 バラの品種のネーミングもおもしろくて、どんな名前なのかチェックするのも楽しかったです。私と同じ名前の「琴音」という品種もありました。

 そして、このバラのディスプレイの仕方がすごいんです。高さのある壁一面に咲き誇るバラは圧巻の一言。

 バラが好きで色んなローズガーデンに行きましたが、こんな展示の仕方は初めてでとても感動しました。

不思議の国のアリスの女王の庭のよう
高さ3mほどある壁一面に咲くバラは圧巻
私と同じ名前のバラ「琴音」
フランスのバラ「ジャンドルメゾン」
モナコ公国の国旗と同じ赤と白「ジュビレ・デュ・プリンスドュモナコ」
フランスのバラ「ミステリューズ」。マンガ「ガラスの仮面」の紫のバラの人を思い出しました
美しいバラのアーチ

美しい花を満喫したらお土産も買いたくなります

 しっかりとあしかがフラワーパークを満喫して、最後にお土産を物色。

 ハーブや藤の花を使ったハンドクリームや香水などを販売するオリジナルショップ1と、正面ゲートすぐのショッピングハウスでお買い物しました。

 さすがフラワーパーク、通常のおみやげに加えて生花も扱っており、配送もしてくださるそうです。

 せっかくなので、藤の花にちなんだお土産を購入しました。

ハーブを使ったハンドクリームや、雑貨など取り扱うオリジナルショップ1
正面ゲートすぐのショッピングハウス。生花や苔、多肉植物なども扱いあり
藤の花にちなんだお土産、きれいな紫のパッケージ

佐野のオシャレなホテル&カフェ「R9」でひと休み

 あしかがフラワーパークからクルマで約20分。オシャレなホテルに併設されているカフェ「R9」に行ってみました。

 到着したのが16時を過ぎていたので、フードとスイーツは終了していましたがホットカフェラテでひと休み。

 外観もめっちゃオシャレで、以前宿泊したロンドンのパブ&ホステルを思い出しました。海外のホテルっぽい内装で、スタイリッシュな雰囲気です。

ホテルに併設されているカフェ「R9」
広々とした店内はWi-Fiも完備
マンガコーナーもありました
宿泊者向けの朝食もとっても美味しそう
フードやスイーツも大充実
お店のロゴ入りマグカップでホットカフェラテ

最後はサウナで締め! 外気浴もできる「佐野やすらぎの湯」

 カフェで休憩して、夕飯とお風呂を兼ねてスーパー銭湯「佐野やすらぎの湯」に行きました。

 こちらはスーパー銭湯ですが、那須馬頭温泉のお湯で露天風呂があり、サウナも3種類あるんです。

 まずはお食事処で名物の佐野ラーメンをいただきました。サウナ飯にも力を入れていることから、サウナーが集まっていそうな気配が。

 食事もバリエーションに富んでいて、かなりレベル高めです。佐野ラーメンも、かなり本格的でとっても美味しかったです。

佐野やすらぎの湯
バリエーション豊富な食事メニュー
座敷で広々としていて、赤ちゃんや子連れにも優しい作り
念願の佐野ラーメン。ちぢれ平打ち麺にあっさり醤油スープ

 肝心のサウナも広くて快適、遠赤外線サウナにはテレビもあり、露天風呂エリアにはサマーベッドも完備、ゆったり外気浴もできます。

 水風呂は少し温度低めで、運転と歩き回った疲れを癒やし最高のサ活になりました。

 都道府県をまたいでの移動ができるようになり、少しの遠出で心がこんなに緩むのかと日本のよさを再発見しています。

 今までは旅行といえば海外が多かった私ですが、これからは国内旅行にハマりそうです。

琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。たまにアルトサックスも吹きます。1986年10月10日生まれ。趣味・特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。ブログはhttp://ameblo.jp/singersax-kotone/