ボーカリスト琴音の音楽旅

アルゼンチンはアイス大国! ドゥルセデレチェとオレオのアイスクリームを作ってみました

ドゥルセデレチェ(キャラメルジャム)とオレオのアイスクリーム

 日本から見ると地球の裏側・南米のアルゼンチン。私は2020年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにスペイン語留学しましたが、現地入りした時期は南半球なので季節は夏(新型コロナウイルス感染症によるロックダウンでその年の5月に帰国しました)。暑かったので、毎日のようにアイスクリームを食べていました。

 というのも、ブエノスアイレスには日本のコンビニ並みにアイスクリーム屋さんがあるんです。それだけの数があると、どこもしのぎを削っていて味もとっても美味しい!

ブエノスアイレスのアイスクリームショップ

「アルゼンチンの美味しいものといえば牛肉」というイメージですが実際に行ってみると、アイスクリームも同じくらい美味しいです。イタリア系移民の多いアルゼンチン、イタリアのジェラート文化が畜産の盛んなアルゼンチンにも受け継がれたようです。ジェラート由来だからか、アルゼンチンのアイスクリームもさっぱりしています。なので、いくらでも食べられちゃうんですよねぇ。

ドゥルセデレチェはアルゼンチンの国民食

 ポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)たちはアイスクリーム大好き。アルゼンチンではアイスクリームショップを「エラデリア」と呼び、夜遅くてもエラデリアには人がたくさんいます。

 ちょっと肌寒い日でもみんな平気でアイスクリームを食べています。そんな私も、真夏のブエノスアイレスでお昼ご飯代わりにアイスクリームをよく食べていました。

 よく食べていたのはアルゼンチンならではのキャラメルジャム「ドゥルセデレチェ」のアイスクリーム。ドゥルセデレチェのアイスクリームだけで数種類あります。チョコチップ入り、クッキー入り、ナッツ入り、ダブルドゥルセデレチェというドゥルセデレチェベースのアイスクリームにさらにドゥルセデレチェが入っているもの……。

「どんだけドゥルセデレチェ好きやねん!」とツッコミつつも、私がハマってよく食べていたのはドゥルセデレチェにオレオクッキーがたくさん入ったものです。デリバリーも普及していて、デリバリーアプリにはたくさんのエラデリアが登録されています。私もロックダウン中に何度か注文しました。

 2021年も早くも6月。だんだん暑くなり、日本にいてもブエノスアイレスのアイスクリームが恋しくなってきた今日この頃。日本のアイスクリームももちろん美味しいけれど、ドゥルセデレチェとオレオのアイスクリームはもちろん売ってません。ということで、「売ってないなら自分で作ればいいじゃない」とドゥルセデレチェとオレオのアイスクリームを作ってみました。

 ドゥルセデレチェは日本でもネット通販などで購入可能ですが、自作するともちろんお安くできるので、今回はドゥルセデレチェから手作りしました。

 以前、この連載で牛乳から作るドゥルセデレチェのレシピをご紹介しましたが、今回はコンデンスミルク缶を使って作るレシピをご紹介します。チューブのコンデンスミルクでも、耐熱容器に入れて湯煎すれば同じようにドゥルセデレチェができあがります。材料はなんと3つだけ! 「簡単過ぎてこれでいいの?」という感じですが、作り方を紹介したいと思います。

ドゥルセデレチェ×オレオクッキーのアイスクリームの材料

・コンデンスミルク缶 1つ(今回は内容量380gのものを使用)
・生クリーム 400ml
・オレオクッキー 12枚

コンデンスミルク缶
生クリームとオレオクッキー

1. まずはドゥルセデレチェを作ります。鍋に水を入れ、コンデンスミルク缶の周囲の紙を剥がしてから鍋に入れます。そのまま弱火〜中火で火にかけて約3時間湯煎します。必ず常に缶全体にお湯が浸かるようにして下さい。

缶の回りの紙を剥がして……
鍋に缶がかぶるくらいの水を入れて、弱火〜中火で3時間湯煎します

2. ドゥルセデレチェが完成したら、熱が取れるまで待ちます。

3時間の湯煎でこのくらいの色付き。時間が少なければもっと薄く、長ければ濃くなります

3. オレオクッキー10枚を容器に入れ、麺棒で割ります。

クッキー大きめが好きなので、このくらいの大きさにしました

4. ドゥルセデレチェが冷えたら、ボールに生クリームを開け、下に氷水をつけてホイップします。私は泡立て器でやりましたが、電動ハンドミキサーを使うと楽にできます。6分立ちくらいに泡立てます。

下に氷水を当てて、斜め下に打ちつけるように泡立てると手動でも早く泡立ちます
少し筋が入るくらいの泡立ち具合でOK

5. ドゥルセデレチェを入れてよく混ぜます。

私が参考にしたアルゼンチンのアイスクリーム作りのネット動画では、「ペンキ混ぜてるみたい」と言っていました

6. ドゥルセデレチェとホイップクリームがよく混ざったら、割ったオレオクッキーを入れてよく混ぜます。

オレオクッキーを大量投入。ワクワク

7. バットやタッパーに入れて、冷蔵庫で7〜8時間冷やします。

容器に入れて7〜8時間冷凍庫に入れます。途中でかき混ぜなくても大丈夫

8. スプーンかアイスクリームマッシャーを熱湯につけて、アイスクリームを盛り付け。オレオクッキー2枚とお好みでくるみを少々(材料外)を添えていただきます。

ドゥルセデレチェとオレオクッキーのアイスクリーム完成

できあがり! 東京でブエノスアイレスの味を再現できたか?

 いざ実食! 今回砂糖は材料にありませんが、コンデンスミルクの甘さでしっかりと甘味があります。生クリームがブエノスアイレスのものより乳脂肪分が多かったのか、しっかり濃厚なアイスクリームになりました。オレオクッキーのほろ苦さと、ドゥルセデレチェの香ばしい甘さが遠いブエノスアイレスの夏を思い出させます。

 また早くアルゼンチンに行きたいですが、いまだアルゼンチンは非居住者の入国はできず、厳格なロックダウンとその緩和の繰り返しです。今は日本でアルゼンチンに想いを馳せつつ、リモート留学でスペイン語の勉強をしていこうと思います。

 そして、ボーカリスト琴音としては先日5月28日に「琴音ミーナを唄う」というCDを発売しました。イタリアの大御所歌手、ミーナのカバー集です。こちらもぜひチェックしてみて下さい。

琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。たまにアルトサックスも吹きます。1986年10月10日生まれ。趣味・特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。ブログはhttp://ameblo.jp/singersax-kotone/