JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
兵庫県淡路島と徳島県鳴門市の食と絶景、お勧めホテルをふたりのJALふるさとアンバサダーが紹介します
2025年11月15日 08:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、淡路島・鳴門の魅力発信に携わるJALふるさとアンバサダー西日本支社の石井千春さんと徳島担当の宮本由子さん。
――取り組みについて教えてください。
皆さま、「兵庫県淡路島・徳島県鳴門」と聞くとどのようなイメージをおもちですか。今回ご紹介する淡路島と鳴門といえば、世界最大級のうずしおが有名です。そのほかにもグルメ、温泉、観光地のすべてが満喫でき、一度は訪れてみたいスポットがたくさんあるエリアです。
ふるさとアンバサダー西日本担当の石井が淡路島を、徳島地域担当の宮本が徳島の魅力を皆さまにご紹介します。
――兵庫県淡路島の魅力について教えてください。
兵庫県淡路島は、淡路市、洲本市、南あわじ市からなり、瀬戸内海最大の島です。温暖で日照に恵まれた気候、「国生みの島」という神話に由来する豊かな歴史があります。特産品の淡路たまねぎや淡路牛など食の宝庫とともにお楽しみいただけるスポットをご紹介します。
ガーブコスタオレンジ
淡路島北西海岸のフロッグスファーム・アトモスフィアエリア内にあります「GARB COSTA ORANGE」にお邪魔しました。テラス席をはじめオーシャンビューで美しい夕日が一望できるレストランでは美味しいランチからディナーまでお楽しみいただけます。
エリア内にはレストラン、宿泊施設、BBQエリアやドッグランの場所もあって、憩いの場が充実しており、設備の広さに驚きを隠せません。お食事をしながら絶好のロケーションをお楽しみください。
KAMOME SLOW HOTEL
海に沈む夕陽、サウナやプールを自分らしく自由に楽しむライフスタイルをコンセプトにしている「KAMOME SLOW HOTEL」。シンプルでミニマムながらも、こだわりのあるゲストルームにはテレビがなく、窓を開けると波の音、鳥のさえずりが心地よく日常を忘れゆったりとスローな時間を過ごすことができます。
アマランチャ(レストラン)
眼下に瀬戸内海を望む、崖の上に建つ一軒家のレストラン。南イタリア料理を楽しみながらテラス席からご覧いただける景色は、まるでイタリアのアマルフィを訪れているよう。夜はまた違った雰囲気がお楽しみいただけ、個室も完備されています。
HUGGING NATURE HOUSE
淡路島の最南端南あわじ阿万に位置し、施設内に5棟と人ごみの窮屈さを感じることなく、大自然を満喫することができるコテージホテル。山の木々が目の前にあり、ガラス越しに星空を見ながらのサウナは贅沢なひとときです。お部屋内にあるHUGGING NATURE HOUSEオリジナルデザインのアメニティポーチも特別感があります。淡路島の食にこだわった朝食は色合いがよく、すてきなひと時を過ごしていただけます。
うずしお温泉「うめ丸」
うずしお温泉の泉質は弱アルカリ性で非常になめらかなのが特徴です。地元では、「蚊がとまらない温泉」として例えるほど有名で、実際に温泉源に触れてみると、本当になめらかさが持続しツルツルで蚊の脚が肌に触れられない! 納得でした。うめ丸では日帰り温泉、宿泊ともに可能です。ご宿泊のお部屋には露天風呂付きのお部屋もあり、チェックアウトまで「美人の湯」をお楽しみいただける施設で贅沢なひとときはいかがでしょうか。
グルメや宿泊施設、町全体でリゾート気分を味わえる淡路島はいかがでしたでしょうか。まだまだ紹介できなかった魅力いっぱいのスポットがたくさんあります。ぜひ一度足を運んでいただき淡路島の虜になってみませんか。
次は徳島担当の宮本さんにバトンタッチします。
――徳島県鳴門市の魅力について教えてください。
石井さん、ありがとうございます。鳴門海峡を越えて、徳島県担当の宮本由子が鳴門をご紹介します!
フレンチモンスター瀬戸内フードアート
淡路島から大鳴門橋を渡り、高台の四方見展望台へクルマを走らせると、菓子職人が作るこだわたりのスイーツがいただける、絶景「フレンチモンスター瀬戸内フードアート」にたどり着きます。
地元の食材に光をあてたスイーツが人気のこちらのお店は、東京西麻布に系列のレストランがあり、その人気のメニューをこちらのランチで提供しています。
落ち着いた店内に入ると小麦粉の焼ける芳ばしい香りが漂ってきて、大きな窓からは海や緑がどの席からも目に入ります。
瀬戸内お土産コンクールで109ものお菓子のなかから最優秀賞を受賞した鳴門金時の焼菓子「月へ鳴門へ」や、イタリアンチーズや和三盆を使った酒粕スイーツなど、大切な方への手土産にも最適です。
テラスにはウチノ海を望むカウンター席があり、ペット同伴のお客さまもご利用いただけます。テイクアウトのお客さまも、ルーフトップにアクセスできますので、ぜひ上からの絶景を楽しんでください!
川添フルーツ
続いて、クルマで走ること20分、まわりに梨畑が広がる「川添フルーツ」をご紹介します。
徳島ゆずのペッパーソース「BAKASCO」が大人気のお店です! 有機栽培の徳島ゆずを使い、元シェフの川添さんの手によって丁寧に作られたバカスコは、すでに海外35か国にファンがいるそうです。
柚子や柿酢の酸味とあとから効いてくる辛味は、ピザや和食、エスニックのほか、さまざまなお料理に使え、お料理をグレードアップしてくれます。焼きそばにかけてパッタイ風にいただくのが私のお気に入りです。
新鮮な採れたての果実を使ったシロップも人気で、水やソーダで6倍程度に薄めるだけでフルーツドリンクのできあがり!
最もポピュラーなジンジャーシロップは、ジンジャーエール、生姜焼きなどアイデア次第でいろいろと使えそう。流行りのクラフトコーラやナルトニックもお勧めで、ソーダのほかにはいつものビールやハイボールに入れて、味変も楽しめます。
栽培から製造、販売まで徳島産にこだわり、丁寧に手作業で作られています。梨の木のチップでスモークしたミックスナッツや、ワークジャケットも販売されていて、すべてがかっこよく、居るだけで気分があがるお店でした!
本家松浦酒造
さらにクルマで10分、次は鳴門鯛で有名な酒蔵「本家松浦酒造」です。
江戸文化元年の創業の220年以上続く酒蔵で、銘酒「鳴門鯛」シリーズは、国内外で行なわれた、いろいろな日本酒コンテストで金賞を受賞しています!
「お客さまの幸せな笑顔のために」をモットーにお客さまとのふれあいを大切にしていて、無料の蔵見学も行なわれているので、ぜひ歴史ある酒蔵を満喫してください!(要予約)
見学後にはお酒の説明を聞きながら試飲もできるそうです。
お酒の種類はバラエティに富んでいて、なかには醪を袋に入れ、一切搾ることなく、袋から滴り落ちたお酒の上澄みだけをすくった、大変贅沢なお酒など、ほかでは味わえないような貴重なお酒が手に入ります。
ほとんどの種類のお酒を試飲できるので、お気に入りの1本を見つけてみませんか。
蔵のなかにはお食事処があり、飲み比べやお食事のほか、お酒に合うおつまみも提供しています。歴史ある蔵のなかで日本酒を満喫する、という特別な体験はいかがでしょうか。
――今後の展開・展望について教えてください。
徳島へは、東京、福岡から直行便があり、飛行機で羽田から徳島空港まで約1時間15分、徳島空港からは鳴門海峡大橋を渡り、淡路島へはクルマで40分ほどです。羽田、福岡からのアクセスが良好なのも魅力です。
ただいまJALダイナミックパッケージで、往復ともに徳島空港を利用して、鳴門・淡路島を旅すると、おひとりにつき最大で1万1000円引きになるツアー「~季節の食と景色を楽しむ街~鳴門・淡路島へ行こう!」が好評発売中です。この機会にぜひお楽しみください!(2026年3月30日出発分まで)










































