JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛
グランドニッコー東京 台場とJALふるさとアンバサダーが鹿児島の特産品を使用したメニューを共同考案
2024年10月8日 06:00
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており（現在は「JALふるさとプロジェクト」）、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。
今回お話を聞いたのは、グランドニッコー東京 台場の鹿児島県産食材メニューに携わるJALふるさとアンバサダーの吉村真鈴さん。
――取り組みについて教えてください。
こんにちは！ JALふるさとアンバサダー鹿児島地区担当の吉村です。
このたび、東京ベイエリアに位置するシティリゾートホテル「グランドニッコー東京 台場」とコラボレーションをし、ホテル最上階から東京の夜景を一望できる「The Bar＆Lounge」にて、鹿児島県産食材を使用した共同開発メニューを提供することとなりました（10月1日～11月30日の期間限定）。
グランドニッコー東京 台場では、「鉄板焼 銀杏（いちょう）」「The Grill on 30th」「中国料理 桃李（とうり）」にて、9月1日～11月30日の期間限定で鹿児島県産の多彩な食材をそれぞれのスタイルでご堪能いただける「鹿児島フェア」を開催しています。
その期間中に、より多くの方に鹿児島県の魅力を感じていただけるよう、今回特別に「The Bar＆Lounge」にて10月から新たに共同考案したフード1品とカクテル2種を提供します。
――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。
鹿児島のアンバサダーだからこそ知る地元の豊かな食材から調味料、お酒に至るまで厳選し、お勧めの品々をご提案しました。それをもとに、ホテルのシェフが創意工夫を凝らし、魅力的なメニューを考案しています。
さらに、試食会も開催し、アンバサダーとシェフ、そして関係者が一堂に会して意見交換を行ないました。試食会では、実際に提供される料理を試食し、味や見た目、提供方法などについて細かく議論し、より一層洗練されたメニューが完成しました。このようにして、鹿児島の魅力を最大限に引き出した特別メニューが誕生しました。
極上カンパチのしゃぶしゃぶ」（1日限定5食、3400円）
こちらはなんと、出汁にコンソメを使用した洋風のカンパチしゃぶしゃぶです！ 分厚くカットしたカンパチは鹿児島県のシンボル「桜島」を表現しており、見た目も楽しく味わいも絶品です。
アンバサダーお勧めのコクと甘みが特徴の鹿児島県産醤油のジュレでシンプルに召し上がることもできます！
鹿児島セレクション 焼酎・カクテル2種
まず、写真上の「NANAIRO～七色～」は、鹿児島県の本格焼酎製法で仕込んだフルーティなスピリッツで、ロゼワイン酵母と紫芋の天然色素を使用しています。焼酎ということを忘れてしまうほどすっきりと飲みやすく、お食事とも一緒にお楽しみいただけます。
写真中央の「KAGOSHIMA エスプレッソマティーニ」は、沖永良部島の島バナナをラム酒に漬け込んだ「BASHAMU」をベースに、バナナリキュールとエスプレッソを合わせたアフターディナーカクテルです。
写真下の「KAGOSHIMA アマレットティー」は、徳之島産べにふうき紅茶茶葉を使用し、米焼酎をベースにアマレットと黒糖を加えたまろやかなカクテルです。
――今後の展開・展望について教えてください。
今回はご縁があって「グランドニッコー東京 台場」さまに、鹿児島の魅力をカクテルとお料理で素敵に表現していただきました。今後も都会にいながら鹿児島の美食・魅力を感じていただけるようなイベントや企画提案にも積極的に関わっていきたいと思っております。
――旅行者に向けてメッセージをお願いします。
ご紹介したコラボレーションしたメニューだけでなく、鹿児島の食材をふんだんに使用したメニューを楽しめる3つのレストラン、The Grill on 30th〔洋食・グリル料理〕、鉄板焼 銀杏〔鉄板焼〕、中国料理 桃季〔広東料理〕では、それぞれのシェフが趣向を凝らし、食材のよさを最大限に引き出した食事コースを提供しています。シェフたちが細部にまでこだわり抜いた料理は、皆さまにご満足いただけること間違いありません。
コースを堪能したあとは、ぜひ「The Bar＆Lounge」で最高のひとときをお過ごしください。記念日やお祝い事、ちょっとした息抜きに、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。