JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JALふるさとアンバサダー「おてもやん総おどり」に参加。熊本「火の国まつり」が4年ぶりに開催されます!

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は熊本県JALふるさとアンバサダーの坂内純子さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、熊本県でおてもやん総おどりの振り付けに携わるJALふるさとアンバサダーの坂内純子さん。

――取り組みについて教えてください。

 皆さまこの夏のご予定はお決まりですか?

 私がアンバサダーを務める熊本では、8月4日から6日までの3日間、4年ぶりに「火の国まつり」が開催されます。

 日本航空では、2016年に熊本支店やと熊本空港のスタッフ、そして全国から集まった熊本愛あふれるJALスタッフが「JALおてもやん応援隊」を結成し、「火の国まつり」のメインイベントである「おてもやん総おどり」に参加しています。

「火の国まつり」とは、遡ること1869年の明治維新以降、戦死者を祀る熊本の春の行事でした。それから時を経て、市民総参加の祭りがほしいという熊本市民の皆さまの声に応え、形を変えながら今の「火の国まつり」となりました。

「おてもやん総おどり」では、熊本の代表的な民謡「おてもやん」に合わせて例年約60団体、約5000人の踊り手が市内の中心部を踊り歩き、観客とともに大いに盛り上がります。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

「おてもやん総おどり」は、基本の型はありますが各団体ごとにオリジナルの振り付けで踊ることが可能です。今年は4年ぶりの開催、そしてJALふるさとアンバサダーが関わらせていただくはじめての「おてもやん総おどり」ということで、私が振り付けを考案させていただくことになりました。踊りのなかに盛り込んだJALらしさを感じてもらえましたらとてもうれしいです。

 そしてこのお祭りを皆さまにお勧めしたいのは、当日でも飛び入り参加ができることです。事務局でお申し込みいただいたあと、火の国まつり愛好会の方から踊りのレクチャーを受ければ、踊り子としてご参加いただけます。

「火の国まつり」の開催期間中は、熊本城が赤色にライトアップされ、夕涼み開園も行なわれ、さらには城下町である城彩苑で夜市の開催(夏期/土曜日のみ)も予定されております。

 暑い熊本で、地域の皆さまと楽しい交流を図れるこの熱いお祭りにぜひご参加ください。

第46回火の国まつり

開催期間: 2023年8月4日~6日

おてもやん総おどり

開催日: 2023年8月5日19時~21時
会場: 熊本市中央区 水道町交差点~銀座通り交差点(電車通り)
主催: 火の国まつり運営委員会・熊本市
問い合わせ先: 熊本市イベント推進課
[TEL]096-328-2948
[メール]eventsuishin@city.kumamoto.lg.jp

――今後の展開・展望について教えてください。

 あわせてご紹介したいのがこの春、熊本市内中心部の抜群の立地にオープンした「OMO(おも)5熊本 by 星野リゾート」(熊本県熊本市中央区手取本町5-1)です。

 初めて訪れた土地であっても、そこに友人が住んでいたら、その友人を介してその街を深く知ったり、味わったり、さらには地域との交流も可能ですよね。

 まさにそれをOMO5熊本の宿泊中に体験することができます。こちらには、旅先に住んでいる友人のような存在の“OMOレンジャー”が在籍しています。OMOレンジャーによるガイドツアーに参加すれば、城下町にある熊本愛あふれる個性的なお店までエスコートしてくれます。新しいものと昔ながらのものが共存する熊本の街の魅力を目の当たりにすることができ、きっと熊本を好きになるはずです。

 OMOレンジャーツアーは宿泊者限定ですが、ご宿泊がかなわなかった場合でも、ホテル内のカフェやバー、そしてギャラリーはどなたでも利用可能ですので、ぜひお立ち寄りください。県外の方はもちろん、地元の方も知らなかったよさに出会える場所です。

 今回OMO5熊本をご紹介させていただいたのは、地域の方とゲストをおつなぎする役目を担いながら、双方が笑顔になれるようなおもてなしをなさっている、まさに私がふるさとアンバサダーとして体現したいことそのものであったからです。

 今後も地域の皆さまと一緒に熊本を盛り上げてまいりますので、ぜひ熊本におこしください。