最適な押し当て方を教えてくれるフィリップスのメンズシェーバー

フィリップス・ジャパン パーソナルヘルス事業部の田中敦氏

　世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。

　フィリップス・ジャパンは、メンズシェーバーの最上位モデル「フィリップスS9000」シリーズの新モデルを発売した。同社 パーソナルヘルス事業部の田中敦氏に開発の狙いを伺った。

――開発の経緯を教えてください。

田中氏：電動シェーバーは、肌に押し当てすぎると深剃りはできても肌への負担となってしまったり、反対に、押し当てが足りないと深剃りができないという悩みを抱えている方が少なくありません。フィリップスの調査では、実に男性の68％が適切な圧力でシェービングできていないことが分かりました。そこで、過圧防止センサーをシェーバーに搭載することにより、ユーザーに適切な圧力をリアルタイムでお知らせ、正しくシェービングすることで深剃りと肌へのやさしさを両立しました。

――どんな機能があるのでしょうか。

田中氏：世界初の「過圧防止センサー」は、毎秒30回肌への圧力を感知し、インテリジェントライトリングが、青（弱すぎ）・緑（最適）・オレンジ（強すぎ）に色を変化させ、ユーザーにリアルタイムでお知らせします。そのほかにも360度回転するヘッドが顔の輪郭や凹凸に密着し剃り残しを低減したり、毎秒500回ヒゲの密度を感知し自動でパワーを調整したり、最適なストロークで剃れるようにガイドする機能などが搭載されており、アプリと連動してフィードバックも受けられます。

フィリップスS9000（充電スタンドやヒゲスタイラーが付属する「S9987/59」）

――こだわりのポイントは？

田中氏：ヒゲの濃さ、顔の輪郭は、つむじや指紋のように誰ひとり同じではありません。一人ひとりの個性に合わせた「パーソナルフィット・シェービング」は、3つのヘッドが特長的な回転式の技術と、先にあげた最新のSkinIQ技術によって実現しています。フィリップスが80年以上もこだわり続け、研究開発を進めている回転式シェーバーは、(1)いろいろな方向に生えたヒゲを均一なスピードとパワーで効率よくカット、(2)毛を引き上げて深剃り、(3)面で捉えるので肌にやさしい、といった特長があります。

適切な圧力を教えてくれる過圧防止センサーを搭載

――どんな人に使ってもらいたいですか？

田中氏：過圧防止センサーが適切な圧力を教えてくれるので、シェーバーを初めてお使いになる方にもおすすめです。また最近は若年層を中心に、身だしなみやスキンケアにこだわる方が増えてきました。一人ひとりに合わせたシェービングで肌へのやさしさと深剃りを両立していただきたいです。ぜひ、いつものビジネスシーンや出張先、旅行先でも「理想の肌」を手に入れて、あなたらしく自信をもってお過ごしいただけるよう応援しています。

――ありがとうございました。