週末駅弁
上野駅「E5系はやぶさ弁当」
E5系のロングノーズを再現した容器に惹かれる
2015年7月17日 14:32
弁当名 | 「E5系はやぶさ弁当」 |
---|---|
価格 | 1200円 |
販売駅 | 東京駅、上野駅、新青森駅、仙台駅ほか |
購入場所 | JR東日本上野駅構内 |
購入日 | 2015年7月17日 |
5月1日の記事「500系新幹線弁当」に続いて、思わず容器で買ってしまった駅弁です。E5系といえば、東北新幹線の「はやぶさ」などで使われているメインの車両で、トンネル突入時の空力を考慮されて設計された先頭のノーズの長さは15mと、新幹線の中でも独特な形をしています。この雰囲気を見事に再現しつつ駅弁の容器にしたのが「E5系はやぶさ弁当」です。容器はプラ製ですが安っぽい感じはありません。この駅弁もE5系車体の下が白で上がエメラルドグリーンという塗り分けを上手く活用しており、白い部分が駅弁が入っている舟、エメラルドグリーンの部分が蓋となっています。蓋と舟は爪でカッチリと止まるため、容器を再利用して何かの入れ物にしても活用できそうです。ちなみに、購入したものをよく見ると、側面の赤いラインが紫色に近い色になっており、E5系というよりも北海道新幹線の「H5」にも見えます。
中身は、チキンライス、海老フライ、ウインナー、アメリカンドック、オムレツ、ハンバーグと、お子様ランチのような内容です。デザートとして、E5系の先頭部分にリンゴの蜜漬けにした「みつりんご」が入っています。大人はもちろん、子供も安心して食べられるメニューとなっています。
実際に食べてみると、どのメニューもバランスが取れた味となっており、味付けも濃すぎず、薄すぎずといったところです。メニューとしてはベーシックな内容ですが、キチンと味付けされており、期待通りの味でした。駅弁では堅くなりがちなオムレツも、ほどよく柔らかく、まさに王道的なメニューをしっかり美味しく仕上げているという感じです。旅行に慣れていない、食べ慣れない味は好まないという場合にも安心して食べられます。量はやや少ないため、大人の男性が食べるには物足りませんが、子供や小食の女性にはちょうどいい量です。