週末駅弁
東京駅「黄金うなぎ押寿司」
うなぎがふわりと柔らかく、シソ巻がアクセントに
2015年7月24日 13:24
弁当名 | 「黄金うなぎ押寿司」 |
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価格 | 1080円 |
販売駅 | 東京駅、新宿駅ほか |
購入場所 | JR東日本東京駅構内 駅弁屋「祭」 |
購入日 | 2015年7月24日 |
2015年の土用の丑の日は7月24日と8月5日とのことです。それに合わせて季節駅弁としてNRE(日本レストランエンタプライズ)より販売されているのが「黄金うなぎ押寿司」です。正直、今回をどの駅弁にするか、少し悩みました。うなぎを使った駅弁は他にも販売されており、鰻丼のようなものまであります。とはいえ、鰻丼は2000円台と駅弁としてはかなり高価だったのと、「黄金うなぎ押寿司」が駅弁屋「祭」で「出来たて駅弁」として売られていて、見た目もとても美味しそうでしたので、「黄金うなぎ押寿司」になりました。
中身はシンプルでタレで味付けしたシャリの上にうなぎの蒲焼きを乗せた寿司が5貫。うなぎの焼き方は関東風です。なお、掛け紙にはうなぎは国産を使用していると書いてあります。そして、ポイントとなるのがご飯をシソの葉で巻いている寿司「うめちり紫蘇巻寿司」が1貫入っていることです。押し寿司は同じ味が続くと飽きてしまうこともあるので、箸休めとして味の違うものが入っていると、主役がより美味しく感じられます。他にはタクアンが2切れ入っています。
実際に食べてみると、うなぎはふわりと比較的肉厚で柔らかく、焼きも味付けもちょうどいい具合です。タレの味が付いたシャリとの相性もよく、押し寿司ではありますが、鰻丼を食べたような満足感が得られました。また、「うめちり紫蘇巻寿司」を途中で食べることで、舌の味覚がリセットされ、再びうなぎの押し寿司を食べたときに、うなぎの味を鮮烈に感じることができました。もちろん、「うめちり紫蘇巻寿司」は単品としても美味しいものでした。価格も1080円と国産うなぎを使用しているわりには比較的手頃です。土用の丑の日に食べるのはもちろん、季節を感じる駅弁として楽しんでみてはどうでしょうか?