週末駅弁
富士宮駅「極(きわめつけ) 富士宮やきそば弁当」
B-1グランプリ初代優勝の味を駅弁で楽しむ
2016年3月11日 11:00
弁当名 | 「極(きわめつけ) 富士宮やきそば弁当」 |
---|---|
価格 | 1000円 |
販売駅 | JR東海 富士宮駅、新富士駅 |
購入場所 | 富士宮駅構内売店「ここんち 富士宮駅店」 |
購入日 | 2016年1月31日 |
ご当地グルメを通じた町おこしイベント「B-1グランプリ」の第1回および第2回大会で優勝した「富士宮やきそば」。それ以降、富士宮と富士宮やきそばは全国的にも広く知られるようになっていますが、その富士宮やきそばを楽しめる駅弁が「極(きわめつけ) 富士宮やきそば弁当」です。JR東海身延線の富士宮駅と、東海道新幹線新富士駅で販売されており、今回は富士宮駅構内の売店で購入しました。
富士宮やきそばは、コシの強い麺に、たっぷりの富士宮高原キャベツ、ラードを取ったあとの豚の背脂の絞りかす“肉かす”を使い、できあがったらいわしの削り粉を振りかけるのが特徴となっています。極 富士宮やきそば弁当も、この特徴がしっかり守られていますが、牛肉や、エビ、ホタテ、イカ、錦糸卵などの具が加えられて、かなり贅沢な焼きそばとなっています。また、いわしの削り節と紅ショウガが別途パックに入って添えられていますので、食べるときにはそちらをかけていただくと、さらに風味が増します。
焼きそばの味は、牛肉や魚介などの具が加えられていることもあって、肉や魚介の旨みがたっぷりと味わえます。また、駅弁ではありますが、麺のコシの強さもしっかり残っています。富士宮やきそばの基本をきちんと守ったうえで、豪華な味わいを楽しめると感じました。いわしの削り節も、パックに入っているため風味が強く残っていて、味わいを高めてくれます。駅弁ではありますが、完成度の高い焼きそばという印象です。
焼きそば以外には、静岡県の特産品、わさびを使ったわさびご飯が添えられています。口の中に広がるわさびの風味が、食欲をそそります。わさびの辛みは強くありませんので、わさびの辛さが苦手という人でも大丈夫でしょう。焼きそばとわさびご飯の組み合わせは、かなりボリュームがありますので、見た目以上にお腹がいっぱいになります。
極 富士宮やきそば弁当は、加熱容器を利用した駅弁ですので、焼きそばやわさびご飯を温かくしていただける点も魅力です。まんべんなく暖めるには10分ほどの時間が必要ですが、やはり温かい焼きそばは格別の美味しさです。人気のある駅弁で、早い時間に売り切れることも多いそうですが、富士宮駅や新富士駅で見かけたらぜひ。