週末駅弁

帯広駅「ぶた八の炭焼あったか豚どん」

「ぶた八の炭焼あったか豚どん」

 北海道、帯広の名物グルメといえばまっさきに思い浮かべるのは「豚丼」です。帯広で生まれたソウルフードだけに市内で食べられる店は数知れず。今回はJR帯広駅の人気駅弁「ぶた八の炭焼あったか豚どん」を紹介します。

ご飯と炭火で焼き上げた豚肉のシンプルなお弁当

 道内産の豚を使用しているという肉は列車内での食べやすさを考慮してか厚みはちょっぴり薄めで、甘めのタレは、これぞ帯広の豚丼という王道をいく味です。また、このお弁当は加熱機能付き容器が使われているので、いつでもどこでもホカホカな状態で食べられるのが大きな魅力です。

ご飯にもあらかじめ味が付いています。肉は帯広市内の多くの店よりはちょっぴり薄めですが、それでもこのボリューム。しかもちゃんと芯まで温まっているので美味しくいただけます

 温め方は簡単で、容器の脇から出ている紐を引くだけで温かい豚丼のできあがりです。最初から味が付いているので、そのままでも食べられそうですが、付属のタレをしっかりかけた方が豚丼らしい美味しさを楽しめると思います。

 ちなみに加熱時間は5~6分。加熱はじめにフタがバフっと持ち上がるので、購入時と同じように外側のパッケージをしたまま紐を引いた方がよさそうです。

この紐を引けば即加熱が始まります
待ち時間は5~6分
加熱時にはフタが持ち上がるのでこの状態で温めた方がよさそう

 ご飯と豚肉だけのシンプルな弁当だけに温かい状態でこそ美味しさが活きるような気がします。

 購入時にはずっしりとした重みを感じるお弁当でしたが、実は発熱剤の重さも結構あり、食事としてはちょっと軽め。がっつり食べたい方には少なめに感じるかもしれませんが、帯広の豚丼をいつでもどこでも温かくいただけることを考えれば納得です。

「ぶた八の炭焼あったか豚どん」

価格: 1200円
販売駅: JR帯広駅
購入場所: JR帯広駅構内(改札外)
購入日: 2020年9月26日