週末駅弁

「柿の葉すしと押し鮨詰合せ」

新幹線で楽しむ奈良の老舗 ゐざさ中谷本舗の味

「柿の葉すしと押し鮨詰合せ」

 新大阪駅は東海道新幹線の西の要所だけに駅の中に日本全国の駅弁を入手できる大きなお店もあるようですが、今回はゆっくり選ぶ時間もなかったので新幹線コンコースで販売されていた「柿の葉すしと押し鮨詰合せ」を購入。奈良県の老舗ゐざさ中谷本舗のお弁当です。柿の葉すしといえば奈良県や和歌山の郷土料理で新大阪らしくないともいえますが、お店に並ぶ弁当のなかでは地域色の強さが際立っていたので選んでみました。

フタを開けてもスグに中身の見えないつくりになってます
柿の葉ずしの伝統的な食べ方が書いてあります
中身には柿の葉すしと押し鮨が半々に並んでいます

 箱の中身の説明書きによると、柿の葉すしは醤油をつけずに葉を広げて食べると味と香りを楽しめるとのことなので、そのとおりに食べてみます。ちなみにすしネタは鯖と鮭が2個ずつ。鮭や鯖は小さめ、すし飯はギュッと詰まっていて4個食べると見た目を裏切るかなりのボリュームです。

柿の葉すし(鮭)
柿の葉すし(鯖)
押し鮨の包みの中身はこんな感じ。鮭としめ鯖の組み合わせ

 押し鮨は鮭、しめ鯖ともに厚みのあるすしネタで、こちらは魚の味をしっかり楽しむタイプという印象。笹の葉すし同様、鮭、しめ鯖ともに2個ずつ入っています。要は風味も楽しみながら食べるタイプの鮨と、味をしっかり楽しむ鮨の組み合わせが1つのパッケージに詰め込まれてるのがこの「柿の葉すしと押し鮨詰合せ」なんです。

 小ぶりなパッケージと繊細な雰囲気の見た目ではありますが、実はかなりのボリュームです。お腹が空いた人にはもちろんですが、すべての鮨が2個ずつ入ってますのでちょっと小腹を満たしたいときに2人で1つをシェアしてつまむのもよさそうです。

柿の葉すしと押し鮨詰合せ

価格:1030円
販売駅:新大阪駅
購入場所:新大阪駅 新幹線コンコース
購入日:2016年8月31日