旅レポ
松島のホテルを起点に東北の文化・歴史・食を巡るローカル体験。熱気球搭乗や甲冑着用、震災復興も学ぶ
2026年8月16日 08:00
グランビスタ ホテル&リゾートは、宮城県松島町にスローラグジュアリーホテル「YOKI MATSUSHIMA」(宮城県宮城郡松島町松島字東浜5-3)を8月10日に開業した。
この施設では、ローカルフォーカス(地域連携)と呼ぶ、ホテルを起点に周辺地域はもとより、東北地方全体を対象に体験や食などで結ぶ取り組みを行なっていて、新しい体験価値を提供している。そのいくつかを体験をしたので紹介していこう。予約が必要なコースは、予約時にあわせて相談するといいだろう。
松島湾の日の出を熱気球から眺める
まずは早朝の日の出の時間に合わせて、「熱気球体験」(宮城県宮城郡松島町磯崎磯島2)をした。この搭乗体験は週末の土日のみの実施で、3日前からの予約が必要になる。日の出時刻に合わせて、おおよそ10分ほどの飛行体験ができる。場所は松島湾の磯崎漁港近くの埋め立て地で、松島の日の出を一望できる。
ただ、体験当日は残念ながらときおり小雨がふるような天候で、日の出の絶景は残念ながら見れなかった。料金は1名あたり8000円で送迎付き。雨天は中止になることがある。
室内で気軽にワークショップを体験
室内で体験できるワークショップ系のコースとして、現在「仙台箪笥 飾り金具付けワークショップ」「草木染めワークショップ」を用意している。
「仙台箪笥 飾り金具付けワークショップ」は、仙台箪笥の象徴の飾り金具を、自らクギを打って取り付ける体験。欅産業本社ショールームにて開催される。対象年齢12歳からで2名からの開催で4名まで。予約は7日前まで、定員に達し次第受付終了となる。料金は1人1万3200円で、作成した飾り板は持ち帰ることが可能だ。
「草木染めワークショップ」は、「YOKI MATSUSHIMA」のホテル館内で手軽に楽しめる体験。
予約制でプライベート空間にて行なわれるので、自分のペースで没頭できる。手ぶらで参加可能。スケジュールなどの詳細は、現在検討中になっている。周辺の自然から集めた植物をじっくりと煮出した染色液で、好みの柄に染める体験だ。染色には時間が必要になるが、宿泊中に完成が間に合わない場合は郵送で届けてもらえる。
甲冑を着て瑞巌寺など松島を歩く
「SAMURAI 甲冑体験」は、甲冑(かっちゅう)を着て、松島の景色のなかを歩く特別な体験ができるコース。1日2名まで。料金は1組2名までで7万円となっている。3日前までにホテルの問い合わせフォームから予約する。
今回は室内で甲冑を着る体験のみだったが、実際はホテルから瑞巌寺(瑞巌寺までは車送迎)、洞窟群(禅解説あり)、海の景観、五大堂、福浦橋周辺を約1時間半で巡り、瑞巌寺の参道や五大堂での撮影もできる。プロカメラマンに撮影を依頼する場合は、追加で1組8万円がかかり、2週間前までの予約が必要になる。 甲冑は軽量に作られたものでなく本物。総量約20kgあるので、その点は注意してほしい。
遊覧船で奥松島を巡り、震災復興も学ぶ
「貸切遊覧船で奥松島と震災復興の地を巡る」体験は、奥松島を貸切遊覧船で周遊するのがメインだが、東日本大震災の震災復興を学ぶ「東松島市震災復興伝承館」も訪れ、昼食に「ちゃんこ萩乃井」で東松島名物グルメの「東松島のりうどん」をいただくという約4時間ほどのコースだ。松島を深く体感することができる。2~6名まで申し込みで開催され、5日前の17時までの予約が必要だ。料金は1名あたり1万円。
まずは、「東松島市震災復興伝承館」(宮城県東松島市野蒜北余景56-36)を訪れる。野蒜海岸の近くで、JR仙石線の旧野蒜駅があった場所となっている。
奥松島とは、松島湾の奥側に位置する宮戸島周辺のこと。「東松島市震災復興伝承館」から、宮戸島方面に向かうと遊覧船の乗り場(宮城県東松島市宮戸川原5-1)がある。
奥松島の主に嵯峨渓というエリアを巡る。貸切遊覧船は小型なので、岸壁や小島の近くまで寄ることができ、船長の解説付きで間近に鑑賞できるのもポイントとなっている。今回は天候がよくなかったが、好天に恵まれれば、さらに絶景だと思われる。
昼食は、「ちゃんこ萩乃井」で東松島名物グルメの「東松島のりうどん」がいただける。一見すると太めの田舎そばのように見えるが、特産の海苔を練り込んだうどんだ。海苔の風味を満喫できる。
国宝の瑞巌寺などを巡るお気軽ガイドツアーも
「知られざるスポット堪能ガイドツアー」というコースでは、ホテル近くにある国宝の瑞巌寺をはじめ、寺院や海辺の景色をキャストメンバーのガイドでまち歩きし、松島の文化や歴史に触れることができる。3日前までの予約が必要で、1名でも開催される。料金は1人あたり5000円なので、気軽に参加できる。瑞巌寺の内部は撮影禁止で、庭など周辺のみが撮影できる。そのため、お見せできる写真は庭のみだ。実際にツアーに参加し、自身の目で見てもらいたい。














































































































