旅レポ

時差2時間、4泊6日のニューカレドニア旅。最終日はヌメアの街をぶらぶら、マルシェの朝食やホテルのスパ体験

マルシェで食べた朝食

 4回にわたってお伝えしてきたニューカレドニアの旅は今回でついに最終回。本稿では終日フリータイムとなったヌメアの最終日の様子をリポートします。残念ながら朝から雨が降る少し肌寒い一日でしたが、街歩きにショッピング、自分へのご褒美エステも奮発して、最後の最後までニューカレドニアを満喫してきました。

マルシェのカフェの朝ごはん

マルシェがあるのは街の中心地であるココティエ広場から南に歩いて10分ほどの場所

 成田とヌメアを直行便で結ぶエアカラン。帰りの便は深夜1時発なので、最終日も丸一日たっぷりと行動できます。ということで、まずは楽しみにしていたマルシェへ。地元でとれた野菜や果物、魚介類が並ぶ市場です。お昼にはほとんどのお店がクローズするそうなのでちょっと早起きしていくといいかも。

マルシェにあるカフェのカウンター席。ローカル感たっぷりの空間

 今回はマルシェにあるカフェで朝ごはんを食べることが目的。市場で働いている人なのか地元の人なのか、常連っぽいおじちゃんやおばちゃんが次々と訪れます。新聞や雑誌を読みながらカウンター席で朝食を食べている光景に、昔行った築地の朝ごはんを思い出しました。

フランス語なのでスマホの翻訳カメラを使ってチェック。上から2番目の「トーストブレッドバタージャム」を注文。お代は前払い制でパンとカフェラテで620CFP(810円ほど、1CFP=約1.3円換算)
奥のホットサンドみたいなのもいいな、卵も食べたかったな……とキョロキョロ
わ~い、美味しそう♪ ジャムは3種類くらいのなかからアプリコットをチョイス

 しばらくすると焼きたてのパンが運ばれてきました。フランスパンを半分に切ってバターとジャムを塗っただけですが、これがとっても美味しい! ニューカレドニアではどこで食べてもパンが美味しかったので、こんな地元密着型のカフェでハズレるはずがありません。それにしても同行の記者さんが注文したカフェオレボウルの量はすごかった!

ほかの皆さんの朝食を拝見。小どんぶりくらいの大きさのカフェオレボウルで出てくるカフェオレはいったい何mLあるの?!
バターが染みたパンを浸しながら食べるのがツウなのだとか
快く写真撮影に応じてくれた人懐っこいカフェのおねえさん

 お腹が満たされたところでマルシェのなかをぶらぶら散策。野菜や魚介、青果など5つくらいの棟に分かれていて、マルシェバッグ片手にお買い物をしている地元マダムを見ているだけでも楽しかったです。天気がよければ屋外にも洋服や雑貨を売るお店のテントが出るそうですよ。

こちらは果物や野菜の棟
タロイモ
ココナッツ
葉野菜いろいろ
ときめくコーナー! さっき食べたばかりなのに
顔がこっちを向いている南国っぽい魚
ママとお買い物に来ていたちびっ子
“天使の海老”と呼ばれるニューカレドニア産の海老。フランス政府から最高品質と認定されていて、日本では高級レストランや料亭で使われている高級食材です

雨のヌメアを歩く、歩く、歩く

 同行の記者さんたちとマルシェでさようならしたあと、私はどうしても行ってみたい場所がありました。現地ガイドさんに教えてもらった、ある“坂道”です。それがこちら!

マルシェから5分ほど。なかなか急な坂道でした

 往年の原田知世ちゃんファンならピンとくるかもしれませんが、映画「天国にいちばん近い島」で、トラックの荷台からたくさんの椰子の実が落ちてきてゴロンゴロンと転がった、あの坂道です。万里とタロウの出会いの場でもありますね。そういえば映画では市場のシーンもありましたが、あれは先ほど紹介したマルシェ。ロケ地巡りができて満足したところで、傘をさしながらのヌメア散策は続きます。

木彫り的なものが気になって買おうかしばし悩む
コンビニっぽいお店(コンビニではない)でのフランスパンの陳列に衝撃
そろそろアジア飯が恋しくなってきました

 ランチは、現地ガイドさんお勧めのベトナム料理店へ行ってみることに。Googleマップを頼りに到着すると、どうしてこの店だけこんなに繁盛してるの?というくらいお客さんで溢れていてびっくり。偶然にも同行のライターさんが大量の買い物袋を小脇に抱えて座っていたので、同じテーブルで食べることができました。

「Snack Centralma」というベトナミーズレストラン
上が肉乗せ汁なし太麺ビーフンみたいなもの。下は私がオーダーした牛肉のフォー

 久しぶりのアジア~ンな味に満足したところで街巡り再開。が、雨が本降りになってきてしまったのでココティエ広場近くにあるカフェでしばし雨宿りしていました。

広場の緑を見ながらカフェでひとり雨宿り
エスプレッソが一番上にあるのがフランス流
こういう時間は妙に思い出に残るものです

 続いて向かったのは、ニューカレドニアの自然派コスメブティック「ボタニック(botanik)」です。黒縁の扉を開けて店内に入ると、真っ白な壁一面の棚にさまざまな商品がずらり。

日本人観光客にも人気のお店

 ボタニックで販売されているのは100%天然由来成分の化粧品や香水。ボディクリームやシャンプー、シャワージェル、スクラブ、BBクリーム、アンチエイジング化粧品など、体、顔、髪、男性用……と実に幅広いラインアップでした。店主のロデリックさんはとっても優しくていい人。会話は英語ですが、親身になってプロダクトの説明をし、的確に商品を選んでくれるはずです。私はココナッツオイルとビタミンEを配合したという100%天然由来成分の保湿口紅を購入。帰国後ずっと愛用中です。

漠然と見ていると決められないので、自分は今何が一番欲しいのか(または必要なのか)頭の中を整理していくべし
ニューカレドニアの地域住民によって収穫された伝統的な植物から香水やオイルを抽出して作られるボディケア製品「ボタニック・オー・プラント・カナック コレクション」はお土産にぴったり
発色がとってもよくて気に入っている口紅。2500CFP(約3250円)

ホテルの極上トリートメントで旅の総仕上! 「DEEP NATURE SPA NOUMEA」へ

 私のニューカレドニア最後のアクティビティは、泊まっていたホテル「ル・メリディアン・ヌメア・リゾート&スパ」のスパ体験でした。受けたのは、10月31日までの限定オファーだった「シグネチャーフェイシャルトリートメント+無料の背中マッサージ(75分)」。

 まずはうつ伏せで背中のマッサージを。続いて極上のフェイシャルトリートメント(これが最高)。それから首や頭皮、腕、手の指の先までじっくりとマッサージ……してもらったような気がしますが、あまりの気持ちよさに眠ってしまったので途中から記憶がありません。料金は1万3900CFP(約1万8000円)でした。

「DEEP NATURE SPA」はイルデパンで泊まった「ル・メリディアン・イルデパン」にもあります
DEEP NATURE製品はすべてフランスで製造。人工物を一切使用していないナチュラルなもの
個室の施術ルーム。カップルルームもあるそうです

 DEEP NATURE SPAには日本人スタッフさんがいて、帰りがけにお話を伺うことができました。「レイトチェックアウトされないお客さまは、最終日に海やプールで遊んだあとにシャワーを浴びたいはず。そんなときにはスパを予約するのがお勧めです」とのこと。トリートメントを終えてハーブティーをいただいていると、日本人カップル数組が同じタイミングで施術を終えて出てきていました。ニューカレドニアの最終日はスパが定番なのかも。心も体も癒やされて旅を締めくくることができます。

ジャグジーやサウナなどが利用できるスパアクセス料金は、宿泊者が3000CFP、宿泊者以外は4200CFP。同日にトリートメントを受ける人は2700CFPに(写真提供:DEEP NATURE SPA NOUMEA)

 すっぴんのままホテルのレストランで夕食を食べ、21時にチェックアウト。その後クルマで空港に向かいました。4泊6日のニューカレドニアの旅もついに終わりです。

雨上がり。お部屋から幻想的な夕焼けが
22時過ぎにラ・トントゥータ国際空港に到着
忘れずにレンタルWi-Fiを返却BOXへ
帰りのフライトは深夜便なので寝るだけ。気づいたらスナック系の軽い夜食が配られていました
朝食がサーブされます。成田空港はもうすぐ

旅のまとめ

海の色に驚いたヌメアのハーバー

 今回はじめて訪れたニューカレドニア。抜けるような青い海が美しい南の楽園は、日本ではハネムーンの旅先として認知されていますが、実際に行ってみると女子旅や親子旅、シニア旅にも向いているなと思いました。治安がいいので子連れ旅にも安心なのではないでしょうか。

トム・ソーヤー気分になれるイルデパンのピローグツアー

 私の独断分析では、(1)とにかく海や山が大好き!というネイチャー派さん、(2)キレイな海でシュノーケリング三昧したい!というアクティブ派さん、(3)デジタルデトックスしながら(Wi-Fiはつながりますが)日々の疲れを静かな島で癒やしたい!というお疲れ派さんに特にオススメのディスティネーションです。

イルデパンの5つ星ホテル「ル・メリディアン・イルデパン」の静かなビーチ

 時差はわずか2時間、成田空港から直行便で約8時間半で行けるニューカレドニアは、あなたが思っている以上に近いところにありますよ。それでは皆さんBon Voyage!

もう一度行きたいイルデパンにある天然プール、ピッシンヌナチュレル
ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。