旅レポ
眺め抜群の「シェラトン・ワイキキ」に宿泊、ハワイを象徴するようなオーシャンビューにうっとり!
2023年12月1日 06:00
ワイキキビーチの先にダイヤモンドヘッドが見えるオーシャンフロントルーム
ダイヤモンドヘッドを一望できるワイキキビーチ沿いに、本を開いたような形で建つ「シェラトン・ワイキキ」。1971年のオープン以来、世界中から訪れる観光客をもてなしてきた人気のオーシャンフロントホテルです。2020年10月に全室改装を終え、パッと見は変わらずも、中身は機能性を重視した快適な空間へと進化しました。まずは今回私が利用したお部屋からご紹介しましょう!
海と砂浜をイメージして、“まるでワイキキビーチの沿線上にいるような感覚に”という改装を施した客室に足を踏み入れると、ベッドボード上の大きなアートが目に飛び込んできます。青を基調とした流れるような色彩はハワイの海を連想させ、明るくモダンな雰囲気で統一されたインテリアが居心地のよい空間を演出しています。
今回のリニューアルでは、防音工事をはじめ、ベッドの高さにこだわったり(高過ぎずちょうどいい高さ!)、全室に深めのバスタブ、TOTOウォシュレット、使いやすいハンドシャワーを備えるなど、日本人ゲストにはうれしいポイントがたくさん。LINEのサービスもスタートしていて、宿泊ゲストはチェックイン時にLINEのQRコードを読み取ると、滞在中は日本語でコミュニケーションが可能です。お部屋に足りないアメニティがあったときなど、緊張しながらフロントに電話しなくてもいいのです。これは便利!
個人的には、お部屋のあちこちにコンセント(しかもUSB Type-A/Cも!)が備わっていたのがありがたかったのと、化粧台近くの高い位置にあるフックが便利に使えました。このフック、私はハロウィーン用の仮装衣装を掛けていましたが、ウェディングドレスをかける想定でもあるのだとか。
ペットボトルで提供していたお水は、繰り返し使えるパウチ式にしてサステナブルな取り組みも。ウォーターサーバーは各階のアイスマシーンのところにあります。
シェラトン・ワイキキ1階のプールサイド横には、コナコーヒーを提供する人気のカフェチェーン店「ホノルル・コーヒー」があります。早朝から営業していて、私は朝のウォーキング後に立ち寄ってアイスコーヒーをテイクアウト。マグカップやTシャツなどお土産にもよさそうなオリジナルグッズも置いてありました。
スイートは130室以上! シェラトン・ワイキキ自慢のゲストルームをご紹介
さてここからは、ほかのカテゴリーのお部屋をご紹介しましょう。見せていただいたのは16階なのですが、私が泊まった23階と比べて「海が近い!」と感じたのが第一印象。高層階とはまた違った臨場感がありました。
まずは、私が泊まった「ダイヤモンドヘッドオーシャンフロント」のダブルベッド2台タイプのお部屋です。バスルームやアメニティなどはまったく同じでした。
続いては、シェラトン・ワイキキ自慢のダブルベッドが3台備わった「ラージラグジュアリー」です。このお部屋は、中学生以上くらいのお子さん連れや、女子旅などにぴったり。“じゃんけんで負けた人がエキストラベッド”という3人旅あるある、このお部屋ならそんな心配ご無用です。バスタブとトイレが別々になっているのがポイント!
全1636室中、7割以上がオーシャンビュー、そしてスイートルームが130室あるというシェラトン・ワイキキでは、非日常のラグジュアリーな滞在が可能です。続いてはジュニアスイートともいえる「マリアオーシャンスイート」。こちらはハネムーナーにオススメです。
家族での滞在に最適な「オハナスイート」は、どこにいてもビューを楽しめるのが自慢のお部屋。ベッドルームが2室ある約100m2の広々したスイートで5名まで滞在が可能です。
最後は、ホテルの建物の、最も海に張り出している部分にある「カイオーシャンスイート」です。これまでご紹介してきたお部屋はどれも眺めが素晴らしいのですが、ここはそのなかでも特にビューが魅力のお部屋です。4名までのファミリーやグループ利用はもちろん、ハネムーナーにも最適で、ウェディングでの滞在では家族で集まれる十分な広さがあるのがポイント。2つあるラナイは、それぞれ違った景色が楽しめて、海の近さが感動モノ。なんとウミガメが泳いでいるのも見えちゃうほどです。
お部屋を案内してくださったシェラトン・ワイキキPR担当のAikoさんによると、日本人ゲストに限っていえば、コロナ前と比べると女子旅などはまだ少ないものの、ウェディングの戻りがいいそうです。「コロナ禍でガマンしたし、為替レートがよくなるのも待っていられないし、なにより一生に一度だし、今ハワイに行っちゃおう!と、多くのカップルに当ホテルをお選びいただいています」とのことでした。
ワイキキの中心部にあって買い物するにも立地がよく、部屋からの眺望は抜群。2つのプールもあって一階にはなにかと便利なローソンも。滞在のニーズに合わせて幅広い選択肢があるシェラトン・ワイキキは、ハズレがない“ワイキキの王道ホテル”ということを認識した滞在でした。