旅レポ

眺め抜群の「シェラトン・ワイキキ」に宿泊、ハワイを象徴するようなオーシャンビューにうっとり!

シェラトン・ワイキキ23階のオーシャンフロントからの眺め

「進化した王道ハワイ」というテーマで10月末に開催されたハワイ州観光局&デルタ航空主催のプレスツアー。本稿では宿泊したホテル「シェラトン・ワイキキ」をご紹介します。

総客室数1636室を誇るシェラトン・ワイキキ
エントランスではウミガメのホヌたちがお出迎え。さらに奥にいくとフロントデスクがあります
1階にはいろいろ揃うローソン・ステーション
エレベーターホールも改装されました

ワイキキビーチの先にダイヤモンドヘッドが見えるオーシャンフロントルーム

今回3泊したお部屋は「ダイヤモンドヘッドオーシャンフロント」。壁のアートはオアフ島出身の作家デビー・ヤング氏の作品

 ダイヤモンドヘッドを一望できるワイキキビーチ沿いに、本を開いたような形で建つ「シェラトン・ワイキキ」。1971年のオープン以来、世界中から訪れる観光客をもてなしてきた人気のオーシャンフロントホテルです。2020年10月に全室改装を終え、パッと見は変わらずも、中身は機能性を重視した快適な空間へと進化しました。まずは今回私が利用したお部屋からご紹介しましょう!

お部屋のドアを開けてラナイ(ベランダ)へ直行!新調したデイベッドなどの家具が置かれています

 海と砂浜をイメージして、“まるでワイキキビーチの沿線上にいるような感覚に”という改装を施した客室に足を踏み入れると、ベッドボード上の大きなアートが目に飛び込んできます。青を基調とした流れるような色彩はハワイの海を連想させ、明るくモダンな雰囲気で統一されたインテリアが居心地のよい空間を演出しています。

これぞハワイ!という絵葉書みたいな景色に感動
ウォータースライダーなどがあるスーパープール「ヘルモア・プレイグラウンド」

 今回のリニューアルでは、防音工事をはじめ、ベッドの高さにこだわったり(高過ぎずちょうどいい高さ!)、全室に深めのバスタブ、TOTOウォシュレット、使いやすいハンドシャワーを備えるなど、日本人ゲストにはうれしいポイントがたくさん。LINEのサービスもスタートしていて、宿泊ゲストはチェックイン時にLINEのQRコードを読み取ると、滞在中は日本語でコミュニケーションが可能です。お部屋に足りないアメニティがあったときなど、緊張しながらフロントに電話しなくてもいいのです。これは便利!

テレビ側にはPCを広げられるサイドデスクも
デスク横にはコンセント
ソニーのクロックラジオ
ナイトスタンド横にもコンセント
モダンな南国風の家具やカーテンの柄が好みでした
化粧台も。ほかの人が洗面所を使っているときにメイクなどができて便利

 個人的には、お部屋のあちこちにコンセント(しかもUSB Type-A/Cも!)が備わっていたのがありがたかったのと、化粧台近くの高い位置にあるフックが便利に使えました。このフック、私はハロウィーン用の仮装衣装を掛けていましたが、ウェディングドレスをかける想定でもあるのだとか。

禰豆子コスプレ衣装をかけていたフックは、本来ウェディングドレス用にと今回のリニューアルで備えられたもの

 ペットボトルで提供していたお水は、繰り返し使えるパウチ式にしてサステナブルな取り組みも。ウォーターサーバーは各階のアイスマシーンのところにあります。

持ち帰りもOKのウォーターパウチ
コーヒーメーカーや電気ケトル
洗面台。歯ブラシセットが置いてあるのはハワイのホテルではめずらしいのです
バスタブ横に排水溝を作ったので水漏れの心配もありません
ルームキーはリストバンドタイプに。プールのときなど超便利!
ホテルの日本語LINEサービスが登場
日本語で問い合わせができます(9時~20時)

 シェラトン・ワイキキ1階のプールサイド横には、コナコーヒーを提供する人気のカフェチェーン店「ホノルル・コーヒー」があります。早朝から営業していて、私は朝のウォーキング後に立ち寄ってアイスコーヒーをテイクアウト。マグカップやTシャツなどお土産にもよさそうなオリジナルグッズも置いてありました。

テイクアウトしたコールドブリューコーヒー
夕暮れのワイキキビーチから見たシェラトン・ワイキキ
お部屋のラナイから見たある晩の夜景
夜は深い海の底にいるような気分になるヘッドボード上のアート

スイートは130室以上! シェラトン・ワイキキ自慢のゲストルームをご紹介

「ラージラグジュアリー」はダブルベッド3台が並ぶ客室

 さてここからは、ほかのカテゴリーのお部屋をご紹介しましょう。見せていただいたのは16階なのですが、私が泊まった23階と比べて「海が近い!」と感じたのが第一印象。高層階とはまた違った臨場感がありました。

 まずは、私が泊まった「ダイヤモンドヘッドオーシャンフロント」のダブルベッド2台タイプのお部屋です。バスルームやアメニティなどはまったく同じでした。

私が泊まった部屋と同じルームカテゴリーのダブルベッド2台タイプ
7階分違うだけで海がずいぶん近く感じます

 続いては、シェラトン・ワイキキ自慢のダブルベッドが3台備わった「ラージラグジュアリー」です。このお部屋は、中学生以上くらいのお子さん連れや、女子旅などにぴったり。“じゃんけんで負けた人がエキストラベッド”という3人旅あるある、このお部屋ならそんな心配ご無用です。バスタブとトイレが別々になっているのがポイント!

じゃんけんしなくてもいいお部屋
トイレとバスが分かれています

 全1636室中、7割以上がオーシャンビュー、そしてスイートルームが130室あるというシェラトン・ワイキキでは、非日常のラグジュアリーな滞在が可能です。続いてはジュニアスイートともいえる「マリアオーシャンスイート」。こちらはハネムーナーにオススメです。

リビングルームにはソファやコーヒーテーブル、ダイニングテーブルも
キングサイズのベッド1台のベッドルーム
洗面スペースはダブルシンクで広々

 家族での滞在に最適な「オハナスイート」は、どこにいてもビューを楽しめるのが自慢のお部屋。ベッドルームが2室ある約100m2の広々したスイートで5名まで滞在が可能です。

オハナスイートのリビングルーム
寝室は2つ。こちらはキングベッドルーム
ダイヤモンドヘッドが見えるダブルベッドが2台ある寝室
オハナスイートのバスルーム
それぞれの寝室横にラナイ(バルコニー)も

 最後は、ホテルの建物の、最も海に張り出している部分にある「カイオーシャンスイート」です。これまでご紹介してきたお部屋はどれも眺めが素晴らしいのですが、ここはそのなかでも特にビューが魅力のお部屋です。4名までのファミリーやグループ利用はもちろん、ハネムーナーにも最適で、ウェディングでの滞在では家族で集まれる十分な広さがあるのがポイント。2つあるラナイは、それぞれ違った景色が楽しめて、海の近さが感動モノ。なんとウミガメが泳いでいるのも見えちゃうほどです。

本のとじ込みの部分にあたるカイオーシャンスイートのリビングルーム
リビングルーム側のラナイから眼下に見えるのは大人も子供も楽しめるヘルモア・プレイグラウンド
ベッドルームはキングベッド1台のタイプもオプションで選べます
ベッドルーム側のラナイ。こちら側がサンセットが楽しめます
下にはインフィニティプール。この日も海で泳ぐウミガメの姿が見えて感動

 お部屋を案内してくださったシェラトン・ワイキキPR担当のAikoさんによると、日本人ゲストに限っていえば、コロナ前と比べると女子旅などはまだ少ないものの、ウェディングの戻りがいいそうです。「コロナ禍でガマンしたし、為替レートがよくなるのも待っていられないし、なにより一生に一度だし、今ハワイに行っちゃおう!と、多くのカップルに当ホテルをお選びいただいています」とのことでした。

朝もやの先にダイヤモンドヘッド

 ワイキキの中心部にあって買い物するにも立地がよく、部屋からの眺望は抜群。2つのプールもあって一階にはなにかと便利なローソンも。滞在のニーズに合わせて幅広い選択肢があるシェラトン・ワイキキは、ハズレがない“ワイキキの王道ホテル”ということを認識した滞在でした。

憧れだった16歳以上だけが利用できる大人のプール「インフィニティ・エッジ・プール」に入ることができました
ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。