旅レポ
謎の多い金字塔はやっぱり大きかった。「ギザの3大ピラミッド」で4500年前の王墓を参拝
2019年5月9日 07:00
大人から子供まで世界中誰もが知る歴史的建造物を擁し、神話や古代の胸踊るような物語があり、個人的にも「一生に一度は行きたい」と思いながら「実際に行った」という話はあまり聞かない国、エジプト。そんなエジプトへ、JATA(日本旅行業協会)とETA(エジプト観光局)主催のプレスツアーで訪問した。
いよいよカイロ郊外にある「ギザの3大ピラミッド」へ向かう。
石造りの歴史が眠るエジプトを旅する
説明は不要だろうが、ギザの3大ピラミッドとは「クフ王のピラミッド(ギザの大ピラミッド)」「カフラー王のピラミッド」「メンカウラー王のピラミッド」を指し、位置関係はクフ王のピラミッドが北東、カフラー王が中央、メンカウラー王が南西という並び。ちなみにスフィンクス(ギザの大スフィンクス)はカフラー王のピラミッドの真東にある。
いずれも紀元前2500年ごろの第4王朝で作られたとされており、古代王朝の首都メンフィスやサッカラ、ギザのピラミッド群などを含む広い範囲が世界遺産に登録されている。
内部を見学できるのはクフ王のピラミッドで、ピラミッドエリア自体への入場料が160エジプトポンド(約1040円、1EGP=約6.5円換算)。クフ王のピラミッド内部の見学は別途360EGP(約2340円)で、スフィンクスエリアの入場料が100EGP(約650円)。