北海道新幹線が来春開通する北海道ブースは、エリアに分けて魅力を展示

北海道・北海道観光振興機構、知床斜里町観光協会合同出展の北海道ブース

　ツーリズムEXPOジャパン2015で、北海道・北海道観光振興機構、知床斜里町観光協会は、合同で北海道ブースを出展。道南、道北、知床などエリアに分けた紹介や、ステージではソムリエの空知総合振興局 池田卓矢氏による空知ワインセミナーと試飲、体験型のプログラムなどで、北海道の魅力をアピールしていた。

　体験型のプログラムでは、「エゾシカの革で作るコインケース」「エゾシカの革で作るストラップ」「北海道産の自然の木でマイ箸を作ろう」から選べる。コインケースの製作が人気のようだった。

　また、北海道釧路市を中心に移動式販売をしている「ミルキークラウン乳業」によるソフトクリームの販売や、千歳の手作り北海道フレーバーアイスや農産物、お土産品の販売もあり、終始賑わっていた。

道北、道南などエリアごとにコーナーを分けて展示

知床は広めのコーナー

なんと本物の流氷に触れることができる。隣はエゾシカのツノ

ステージでは、空知総合振興局 ソムリエ池田卓矢 空知ワインセミナーが行なわれていた

空知産ワイン。空知には、広いエリアにブドウ畑が点在している。冬寒いが有数の醸造用ブドウ産地

ブース裏手では「ミルキークラウン乳業」がソフトクリームを販売

ソフトクリームは400円。実においしそう

千歳の物販コーナー

ジャガイモなどが販売されていた

手作り北海道フレーバーアイス

七飯町の「林檎のほんとうの色ジュース」

体験型のプログラムは3種類から選べる

「エゾシカの革で作るコインケース」を製作中。本格的な革細工作業

　ブース内には、北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」のキャラクター商品販売ブースも広めにとられていて、人気が高いことをうかがわせる。一見シカのように見えるが、実はエゾナキウサギ。エゾシカのかぶりものをしているのが基本だが、北海道各地域のご当地かぶりもののバリエーションもあり、それらはステージなどのデザインになっていた。

　また、2016年3月北海道新幹線が開通することに合わせて、コーナーに設置されたタブレットで撮影すると、北海道新幹線で使われる車両H5系のフォトモザイクピースになるという、参加型コーナーもあった。2015年11月13日～15日の北海道新幹線開業イベントで、東京駅動輪の広場に大きく掲出してお披露目される。

北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」。エゾシカのかぶりものをしているエゾナキウサギ

キュンちゃんのキャラクター商品販売コーナー

フォトモザイク参加コーナー。撮影した写真が北海道新幹線H5系のフォトモザイクのピースになる