イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2019】直行便就航目前で注目が集まるイスラエル。ブースでは歴史の重みに触れる旅を提案

2019年10月24日~27日 開催

イスラエルはこれからが旬の旅行先。ブースでは知られざる観光スポットの情報を手に入れたい

 世界最大級の旅イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019」が10月24日から27日までの4日間にわたり、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている。

 2020年3月にエルアル イスラエル航空が成田~テルアビブ直行便を就航させるイスラエルは、5号館にブースを出展。嘆きの壁で有名なエルサレム、ハイテク都市テルアビブ、リゾート地エイラートなどの紹介を行なっている。

エルアル イスラエル航空は2020年3月にイスラエルへの直行便を就航する

 イスラエルは観光開発は進んでいるものの、複雑な国情や治安を心配する声などから、これまでは日本人旅行者も決して多いとはいえなかったが、治安も安定しており、直行便も就航することからがぜん注目を集めている。

 ブースで話を聞いたところ、一般にイメージされやすい聖地エルサレムや死海以外にも、例えばキリストの「最後の晩餐」が行なわれた部屋が現存していて無料で見学できることや、聖母マリアの受胎告知の場となった教会地下の洞窟も訪問可能とのこと。受胎告知教会はナザレという街にあり、地図上ではテルアビブから離れているように見えるがクルマで約90分と、十分に日帰り可能な距離だ。

 事実、イスラエルの国土は四国ほどの面積であり、全土の観光地を巡っても1週間程度の旅程で済むとのこと。また、都市部ではモダンジャズ、モダンダンスの文化も花開いており、日本ではうかがい知ることのできないイスラエルにも出会えるという。ブースではこうした情報をカラフルなパンフレットと地図にまとめてある。

美しいデザインのパンフレットも必見