イベントレポート
【ツーリズムEXPO 2019】「UNWTO世界観光倫理憲章」に日本から6者が新たに署名。17か国の観光大臣会合を開催
2019年10月25日 08:45
- 2019年10月24日～27日 開催
日観振（日本観光振興協会）、JATA（日本旅行業協会）、JNTO（日本政府観光局）による共催で、世界最大級の旅イベント「ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西」が10月24日から27日までの4日間にわたり、インテックス大阪とハイアット リージェンシー大阪（大阪市住之江区）を中心に開催されている。
初日の10月24日には、開会式や基調講演のあとに、ハイアット リージェンシー大阪で「UNWTO（国連世界観光機関）世界観光倫理憲章署名式」と「第3回TEJ観光大臣会合」が行なわれた。
1999年にチリで開かれた第13回UNWTO総会において全加盟国に受け入れられた「世界観光倫理憲章」は、環境、文化遺産、社会に与える潜在的な悪影響を最小限にしながら、観光の発展を最大限に引き出すことを目的にしており、各国政府、観光業界、地域社会、旅行者などのすべてが、責任ある持続可能な観光を実現するための規範としている。
今回日本から6者が加わることになり、世界観光倫理憲章 民間部誓約署名式が行なわれた。
世界観光倫理憲章 民間部誓約署名式 署名者（出席者）
一般社団法人日本旅館協会 （会長 北原茂樹氏）
株式会社西村屋 （代表取締役社長 西村総一郎氏）
株式会社ピッキオ （取締役 楠部真也氏）
株式会社滝の湯ホテル （代表取締役社長 山口敦史氏）
鶴雅ホールディングス株式会社 （代表取締役 大西雅之氏）
株式会社湯元舘 （代表取締役会長 針谷了氏）
署名式のあとは、UNWTO 事務局長スペシャルアドバイザーのアニータ・メンディラッタ氏がモデレーターを務め、「第3回TEJ観光大臣会合」が行なわれた。17か国から23名の観光大臣・観光機関代表が集まり、「人と文化による地域活性化」をテーマに各国・地域の事例・知見を語り合い共有した。
「第3回TEJ観光大臣会合」出席者
ブータン王国： 内務文化省次官 ソナム・トプゲ氏
カンボジア王国： 観光大臣 タオン・コン氏
エジプト・アラブ共和国： 観光大臣 ラニア・アル・マシャート氏
フランス共和国： フランス観光開発機構 総裁 カロリーヌ・ルブーシェ氏
イタリア共和国： イタリア政府観光局 会長 ジョルジョ・パルムッチ氏
ジャマイカ： 観光大臣 エムンド・バートレット氏
日本： 国土交通省 観光庁 長官 田端浩氏
リトアニア共和国： リトアニア観光開発公社 ディレクター ダリユス・モルクヴェーナス氏
マレーシア： 観光芸術文化大臣 ダト・モハマディン・ビン・ケタピ氏
モルディブ共和国： 観光副大臣 アサッド・リーザー氏
モンゴル国： 自然環境・観光大臣 ツェレンバト・ナムスライ氏
ミャンマー連邦共和国： ホテル観光省大臣 オゥン・マウン氏
フィリピン共和国： 観光大臣 ベルナデット・ロムロ・プヤット氏
南アフリカ共和国： 観光大臣 ママロコ・トライポーサ・クバイーングバネ氏
スイス連邦： 経済・教育・研究省 対外経済庁 次長 経済促進本部長 エリック・ヤコブ氏
アメリカ合衆国： 米国商務省 ナショナルトラベル＆ツーリズムオフィス ディレクター イザベル・ヒル氏
ウズベキスタン共和国： 観光開発国家委員会 副委員長 ウルグベック・アザモフ氏
ベトナム社会主義共和国： 文化スポーツ観光副大臣 ル・クアン・トゥン氏
アドベンチャートラベル・トレード・アソシエーション： CEO シャノン・ストーウェル氏
太平洋アジア観光協会： 副会長 ウォン・スーンファ氏
国連世界観光機関： 事務局長 スラブ・ポロリカシュヴィリ氏
国連世界観光機関： 上級部長 ジュウ・シャンジョン氏
世界旅行ツーリズム協議会： 理事長/CEO グロリア・ゲバラ・マンゾ氏
