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JR各社、「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」7月1日~9月30日開催

SL銀河などのイベント列車、観光周遊バス、定額観光タクシーなど

2016年7月1日~9月30日 開催

「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」のWebサイト

 JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)のJRグループ6社は2016年7月1日~9月30日の期間、青森県、北海道(渡島総合振興局、檜山振興局)、地元自治体(青森県内と北海道道南エリアの11市町)、観光事業者と連携して「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」を開催する。

キャンペーンキャラクターの「いくべぇ」

 本キャンペーンでは、北海道新幹線の開業を受けて「青森県・函館エリア」を1つの観光エリアととらえ、全国に夏の青森県・函館エリアへの観光をアピール。キャンペーンキャラクター「いくべぇ」と、「ひと旅 ふた旅、めぐる旅。青森⇔函館」というキャッチフレーズのもと、さまざまな施策を展開していく。詳細は「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」のWebサイトでも順次公開されていく予定だ。

 宣伝展開では、「食」「自然」「夜景・祭り」「歴史」「歴史的建造物」という各テーマごとにポスターを作成して全国の主要駅に掲出、各エリアの観光情報やキャンペーン期間中に開催されるイベント情報などを掲載したガイドブックが、主要駅や旅行会社窓口などで配布される。

「食」「自然」「夜景・祭り」「歴史」「歴史的建造物」という各テーマごとのポスターが全国の主要駅に掲出される

 また、下記のようなイベント列車の運行も予定されている。運行時刻は最新の時刻表か駅窓口、駅員に確認してほしい。

快速「SL銀河青函DC号」

通常は釜石線内で使用しているC58とキハ141系編成の「SL銀河青函DC号」を運行。
区間:青森駅~弘前駅
運行日:9月17日、19日

快速「リゾートしらかみ」「五能線クルージングトレイン」

世界自然遺産「白神山地」と日本海の眺望が人気の「リゾートしらかみ」に、7月16日からは新型ハイブリッド車両が編成に加わる。
区間:秋田駅~青森駅、秋田駅~弘前駅
運行日:7月~9月の特定の運行日

快速「リゾートあすなろ号」

津軽半島、下北半島への観光に便利なハイブリッド車両「リゾートあすなろ号」を運行。
区間:八戸駅~大湊駅、大湊駅~新青森駅、新青森駅~八戸駅、新青森駅~三厩駅
運行日:7月~9月の特定の運行日

快速「はまなすベイライン号」、普通「リゾートうみねこ」

八戸を起点に大湊線、八戸線への観光に便利な列車を運行。
区間:八戸駅~大湊駅、八戸駅~久慈駅
運行日:7月~9月の特定の運行日

特急「583系青函DC号」

酒田、湯沢方面から乗り換えなしで青森まで移動できる特急を運行。
区間:酒田駅~青森駅、湯沢駅~青森駅
運行日:7月2日~3日(酒田駅~青森駅)、9月10日~11日(湯沢駅~青森駅)

快速「リゾートしらかみ青函DC号」

立佞武多で有名な五所川原や、鰺ヶ沢、深浦方面へ青森から乗り換えなしで移動できる快速を運行。
区間:青森駅~深浦駅
運行日:7月13日~14日

快速「リゾートしらかみ蜃気楼号」

1999年~2005年まで実施した「蜃気楼ダイヤ」で再び運行。
区間:秋田駅~弘前駅
運行日:7月13日~14日

快速「クルージング青函DC号」

秋田から青森までの直通列車を運行。
区間:秋田駅~青森駅
運行日:7月16日~18日

快速「田んぼアート号」

秋田から弘前までの直通列車を運行。
区間:秋田駅~弘前駅
運行日:7月27日、8月22日、9月30日

快速「蕪島応援号」

2015年に火災で焼失した蕪嶋神社の復興を願う「蕪島応援号」を、青森から最寄りの鮫駅まで運行。
区間:青森駅~鮫駅
運行日:7月17日

普通「五能線全線開通80周年記念号」

五能線全線開通80周年を記念して往時のオレンジ色(朱の五号)の車両で臨時列車を運行。
区間:弘前駅~深浦駅、深浦駅~東能代駅
運行日:7月30日

快速「2大半島終着駅号」

下北半島、津軽半島の両終着駅へ乗換なしで行ける列車を運行。
区間:八戸駅~大湊駅、大湊駅~三厩駅、三厩駅~青森駅
運行日:8月20日~21日

快速「風っこ津軽号」

車体側面に大きな開口部を設けた「びゅうコースター風っこ」を使った快速を運行。
区間:青森駅~三厩駅
運行日:9月10日~11日

 そのほかの交通手段としては、青森県内の観光に便利な観光周遊バス「びゅうばす」、函館を中心とした道南エリアの観光に便利な観光周遊バス「ツインクルバス」を使った各種ツアープランを設定。新青森駅、青森駅、弘前駅、五所川原駅、八戸駅、大湊駅、下北駅から定額で乗車できる観光タクシー「駅から観タクン」や、新青森駅、青森駅、弘前駅、七戸十和田駅、八戸駅、下北駅、奥津軽いまべつ駅、新函館北斗駅、函館駅、木古内駅での「駅レンタカー」も利用できるようになる。

 また、JR主要駅の「みどりの窓口」や主な旅行会社で本キャンペーンの開催地域を目的地とするきっぷや旅行商品などを購入すると、引換券付きの専用乗車券袋がもらえ、「引換店」表示のあるNEWDAYSやキヨスク売店などに持参すると、キリンビバレッジのペットボトル飲料「キリン 生茶(525ml)」か「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖(500ml)」に引き換えることができる。「引換店」は乗車券袋に記載されており、期間は7月1日~9月30日、また乗車券袋がなくなり次第本サービスは終了となる。

(編集部:稲葉隆司)