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JR東日本、14系「復活 海峡号」の1日限定復活運行など青森県・函館観光キャンペーンを7月1日より実施

JR北海道や関係自治体も参加

2015年7月1日~9月30日

 JR東日本(東日本旅客鉄道) 盛岡支社および秋田支社は、7月1日~9月30日の3カ月間「青森県・函館観光キャンペーン~ひと旅 ふた旅、めぐる旅。青森⇔函館」を開催する。2016年7月~9月の「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」のプレイベントとして行なわれるもので、「津軽海峡でつながる物語」をテーマに、JR北海道(北海道旅客鉄道)や青森県観光連盟、青森県全市町村、北海道南部11自治体も参加して、さまざまな取り組みを行なう。

 旅行商品としては、津軽海峡フェリー「大函丸」を利用して下北半島と函館を楽しむ旅や、観光バス「太宰と奥津軽号」や東北新幹線を使って函館・青森を周遊する旅、ハイブリッド列車の「リゾートあすなろ」に乗車して弘前や龍飛崎を楽しむ旅などを提供。

 ライトアップされた元町教会群などをガイドの案内で巡るツアーや、ピンチョスとドリンク1杯を1000円で楽しめる「はこだてグルメチケット」などのオプショナルプランも提供する。

7月4日に1日限定で「復活 海峡号」を運行(写真は運行当時のもの)

 また、7月4日には、かつて青森駅から函館駅間を運行した「海峡号」の1日限定復活運行も行なう。同日の青森駅5・6番線ホームでは、青森県・函館観光キャンペーンのオープニングセレモニーと「復活 海峡号」の出発式を9時より実施。青森ねぶた囃子の演奏や、青森県立青森西高校の生徒代表を一日駅長に任命しての出発合図などのセレモニーが開かれる。

 「復活 海峡号」は、ED79形電気機関車と14系客車による編成で、青森駅~函館駅間を往復運行。往路では旧竜飛海底駅、復路では旧吉岡海底駅の駅名標と記念撮影ができるほか、それぞれの駅スタンプを押印できる。

 運転時刻は青森駅(09時44分発)~函館駅(13時02分着)と、函館駅(13時38分発)から青森駅(17時34分着)。6月15日14時よりびゅうプラザで、全席旅行商品としての発売される。切符のみの販売は行なわれない。

 旅行商品は、青森駅発着で往復とも復活 海峡号に乗車する1万3600円の「往復復活海峡号コース(日帰り)」、往路に復活 海峡号、復路に特急「スーパー白鳥」「白鳥」を利用する1万1000円の「往路復活海峡号+復路特急コース(日帰り)」、首都圏発着コースなどを発売。各コース共通で、記念乗車証と特製駅弁(復活「青函トンネル弁当」)が付く。

編集部:多和田新也