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グアム国際空港にESTA(電子渡航認証システム)専用レーンを試験導入

2016年4月4日 設置

 米国入局管理局は4月4日からグアム国際空港にESTA(電子渡航認証システム)専用レーンを試験的に設置した。ESTA所持者は入国審査の時間が大幅に短縮されるという。

 現在、米国の入国に関して日本を含むビザ免除プログラム参加国(VWP)の渡航者に対してESTAの申請が義務付けられている。グアムの入国に関しては「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム」とESTAを利用する方法の2つがある。ESTAを利用した場合、出入国カードの記入が不要になるなど、手続きが大幅に短縮されるが、事前に申し込みが必要で14ドルの費用がかかる。

 なお、ESTA専用レーンの試験設置の期間は半年間。ESTA利用者が著しく増加した場合は半年後も設置が継続される予定という。

(編集部:正田拓也)