【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015
アメリカ、カナダ、メキシコ、グアム、魅力あるライブやダンス、試食、体験イベントに惹きこまれる
カリフォルニアワイン、ビールなどに列。アラスカはバーカウンターも用意
(2015/10/2 13:26)
- 2015年9月24日~27日 開催
ツーリズムEXPO2015でアメリカは、「Brand USA Pavilion」として海外エリアのなかで最大のスペースを割いて出展していた。ブースは中央に通りがあり、その両側に細かく州などの単位で配置。ほぼ中央にステージがあり、全体を盛り上げていた。
多くの州では商談が中心の作りだったが、カリフォルニア州は、時間を決めてワインやクラフトビールの試飲、オリーブオイル、米、チーズ、ドライフルーツ、アーモンドミルクの紹介、トレイルミックスという、ナッツとドライフルーツを混ぜたものを作る体験などを実施。アラスカ州は、シーフードバーの作りになっていて、カウンターで軽くビールとおつまみが注文でき、終始賑わっていた。
サイパン・テニヤン・ロタのコーナーは、大きめのスペースをとり、ココナッツオイル作りなどの体験コーナーもあり、多くの人が興味深そうに参加していた。
ほか、デルタ航空も出展していて、テニスの錦織圭選手、ゴルフの藤田寛之選手や有村智恵選手の直筆サインの入ったボーイング 747型機の1/50模型を展示。世界中で壁画を描く活動をしているミヤザキケンスケ氏が、9月26日に完成させる壁画をライブペイントするという催しを行なっていた。
メキシコ観光局ブースでは、ユネスコ無形文化遺産に指定されているマリアッチによるライブ演奏が定期的にあり、道行く人々が足を止めていた。
カナダ観光局、ブリティッシュ・コロンビア州観光局、アルバータ州観光公社、オンタリオ州観光局、ケベック州政府観光局、プリンスエドワード島州政府観光局、ユーコン準州観光局、ノースウエスト準州観光局は合同でブースを展開。
プリンス・エドワード島州は、モンゴメリの名作「赤毛のアン」の舞台であることから、コスチュームを着て記念写真を撮影できるブースを設置していた。観光地として人気で、アンの家を再現したグリーン・ゲイブルズハウスやモンゴメリの生家グリーン・ゲイブルズ博物館がある。
ほか、ブリティッシュ・コロンビア州にあるハイダグワイ諸島にあるトーテムポールを飾るなど、見どころポイントの解説と展示をしていた。トーテムポールは世界遺産にもなっていて、カナダの先住民族が庭や墓標として立ててきた木を彫って作った柱状の彫刻。家系や伝統をモチーフにしている。
また、エアカナダも出展していて、ボーイング 787-8型機の1/200スケール模型を展示していた。
グアム政府観光局のブースでは、ステージが大きくとられ、チャロモ ダンスショーや水着ファッションショーなど、派手なステージが繰り広げられ目を惹いていた。また、景品をもらえる簡単な、グアム中心街の簡略マップを的にした的当てゲームもあり盛況だった。