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近畿私鉄の各駅から南海電鉄の高野山駅までと高野山内のバスが乗り放題となる「高野山・真田九度山1dayチケット」

2016年4月1日~11月30日発売

 南海電鉄(南海電気鉄道)、南海りんかんバスと近畿圏の9社局は3月23日、各社局の指定エリアから南海電鉄の高野山駅までの区間と、高野山内の南海りんかんバスが1日乗り放題となる「高野山・真田九度山1dayチケット」を4月1日から11月30日まで発売すると発表した。発売額は各社局や出発エリアごとに異なり2930円~3700円。

 このチケットを発売する社局は、近鉄(近畿日本鉄道)、京阪電車(京阪電気鉄道)、阪急電鉄、阪神電車(阪神電気鉄道)、大阪市営地下鉄(大阪市交通局)、能勢電鉄、山陽電車(山陽電気鉄道)、北大阪急行(北大阪急行電鉄)、大阪モノレール(大阪高速鉄道)の9社局。

 有効な区間は近鉄のみ大阪府および奈良県内のほとんどの区間となるが、他は発売社局のほぼ全線。さらに南海電鉄までの経路で大阪市営地下鉄をはさむ社は大阪市営地下鉄・ニュートラム全線も有効区間に含まれ、能勢電鉄はさらに阪急電鉄全線、山陽電鉄は阪神電鉄全線も有効区間となる。

 チケットの発売額は高野山駅までの通常の往復運賃よりもお得な金額が設定され、山陽電鉄の山陽・全線版が最も高価な3700円だが、姫路から通常運賃で高野山駅までの往復とバスのフリーチケットまでを個別に購入するよりも2390円もお得になるとしている。

 このチケットの特典としては高野山・真田九度山エリアで拝観料の支払いや土産物購入で使える割引クーポン券がセットになっているほか、チケット提示で割り引き等が受けられる飲食店等がある。セットされるクーポン券の内容は金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館の拝観料が2割り引き、九度山・真田ミュージアム入場券が100円引き、指定の土産物店で1割り引き、指定の飲食店で1割り引きとなっている。

(編集部:正田拓也)