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紀勢道、南紀白浜IC~すさみ南ICが開通

近畿自動車道 松原JCT~すさみ南ICが繋がる

2015年8月30日15時開通

 8月31日、紀勢自動車道 南紀白浜IC(インターチェンジ)~すさみ南ICが開通。これにより、近畿自動車道 松原JCT(ジャンクション)~すさみ南ICが高速道路で繋がった。

 紀勢自動車道は、7月12日の南紀田辺IC~南紀白浜IC間(延長:14km)の開通に続き、今回の開通区間を加えて南紀田辺IC~すさみ南IC(延長:38km)の全線が開通、国の新直轄方式により無料の自動車専用道路として供用される。

道路上ではウォーキングイベント、開通記念式の会場では様々なイベントを実施
ダンスパフォーマンスや獅子舞の披露
地域の物産を紹介するコーナーなどが用意された
土砂降りの中で実施された開通記念式典
和歌山県警のパトカーを先頭にさまざまな車両が通り初めに参加した

 開通日当日は、すさみICを会場に午前9時からさまざまなイベントが実施され、道路を歩くことができるウォーキングイベントや地元神島高校の吹奏楽部による演奏、周参見中学校のよさこい踊り、堅田の獅子舞などが披露され、多くの来場者があった。

和歌山県知事 仁坂吉伸氏

 開通記念式典に出席した、和歌山県知事 仁坂吉伸氏は「(和歌山)国体までに開通できるよう無理を聞いていただいた工事関係者の方々に本当に感謝しなければならない。高速道路を使って、たくさんのお客様がこの紀南地域に京阪神や全国からお見えになるチャンスが広がった。さらには南海トラフの地震や津波に宿命づけられた地域で、県民の命を救うためには不可欠な道路」と開通の意義を述べた。

白浜町長 井澗誠氏

 7月12日の南紀田辺IC~南紀白浜ICの開通記念式にも出席した、白浜町長 井澗誠氏は「南紀白浜ICの開通から1カ月ちかく経ちましたが、観光シーズンで多くのお客様をお迎えすることができました、心配していた交通渋滞はそれほど大きな混乱はなかったと思います」と開通効果について述べ、続けて「高速道路開通の波及効果が広がるような取り組みをしていき、観光振興、安心安全に住める街づくり、新しい人やモノの流れを作り出し、紀南地域のますます発展につなげていきたい」と、今後の意気込みを示した。

すさみ南ICには道の駅すさみを設置
すさみ町長の岩田勉氏

 また、すさみ町長の岩田勉氏は「多くの人が待ち望んだ命の道、紀勢自動車道が完成して感激で胸がいっぱいです。すさみ町には2つのICが誕生しますが、すさみ南ICには町の活性化のため道の駅を設置しました。もう1つのすさみICは安心安全のために活用します。南海トラフ地震による津波は和歌山県のなかですさみ町が一番高く、19mと発表されています。すさみICの隣接地に保育所、病院、消防所、防災センター、給食センター、5つの施設を建設予定で、高速道路を活かして安心して暮らせるまちづくりを進めていきたい」と述べた。

日置川IC付近からすさみIC方面を向いたところ
7月12日に開通した南紀白浜ICへ続く一般道路
大阪方面に行く南紀田辺IC以降は有料となる

(編集部:椿山和雄)