すさみ串本道路の「雨嶋トンネル（仮称）」が4月7日貫通。全16トンネル予定区間で初の貫通

すさみ串本道路で初のトンネル「雨嶋トンネル（仮称）」が4月7日10時ごろに貫通

　国土交通省 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所は4月2日、和歌山県で整備中の「すさみ串本道路」で初めてのトンネルとなる「雨嶋トンネル（仮称）」が4月7日10時ごろに貫通することを発表した。

　すさみ串本道路は、国道42号の和歌山県東牟婁郡串本町～和歌山県西牟婁郡すさみ町間の代替路確保などを目的とした延長19.2kmの自動車専用道路。開通後は近畿自動車道 紀勢線と連続する道路となる。

　今回貫通する「雨嶋トンネル（仮称）」は、東牟婁郡串本町和深地先に整備された延長225m、完成2車線のトンネル。2019年9月にトンネル工事に着手し、12月に掘削を開始。4月7日10時に貫通を迎える予定となった。同区間では16本のトンネルを整備する予定で、今回はその初めてのトンネル貫通となる。

貫通する「雨嶋トンネル（仮称）」の概要

工事経過