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エクスペディア、夏休みの旅行先ランキングで人気急上昇1位はダナン、人気1位はオアフ

航空券+ホテル代の割引を使った“遠安旅行”も訴求

2015年7月発表

 ネット総合旅行会社「Expedia」の日本向けサイト「エクスペディア ジャパン」は、2015年1月1日~6月15日に予約された7月1日~8月31日の期間の旅行先人気ランキングを発表した。

 前年と比較した成長ランキングでは、1位が前年比251%のダナン(ベトナム)で、前年の成長ランキングでも1位を獲得。年々人気を高めていることが分かる。2位はチェンマイ(タイ、前年比250%)、3位はサムイ島(タイ、同247%)、4位はセブ島(フィリピン、同219%)、5位はバンコク(タイ、同188%)と、東南アジアの人気が高まっている。同社では、“旅行慣れしている人達が、お手頃価格で行ける新たなリゾートを開拓している傾向が高まっている”と理由を分析している。

前年比からの成長が大きい急上昇ランキング

 海外旅行先の人気ランキングでは、1位は前年と同じくハワイのオアフ。2位は前年6位から順位を上げたバンコク(タイ)、3位は前年2位だったソウル(韓国)、4位は前年3位のパリ(フランス)、5位は前年4位の台北(台湾)と続く。前年4位だったニューヨーク(アメリカ)は8位へ順位を下げた。

 同社では、航空券とホテルを同時に予約することでホテル代を割り引く「AIR+割」を実施しており、これを使うことで欧米の遠方でも10万円程度で行けることや、グローバル基準で価格設定しているため日本特有であるお盆時期も海外ホテルの価格上昇が小さいことを挙げ、円安の世情と“遠い場所にも安く行ける”を掛けた「遠安旅行」を訴求している。

夏休み時期の人気海外旅行先ランキング
500人が予想した渡航額とエクスペディアのAIR+割を使った場合の価格差
AIR+割を使った場合の主な渡航先への料金例

編集部:多和田新也