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東京都交通局、都営新宿線に新造車両「10-300形 4次車」を5月19日より運行開始

デジタルサイネージや空気清浄機、遮音ガラスを採用

2015年5月19日運行開始

都営新宿線の新造車両「10-300形 4次車」

 東京都交通局は、都営新宿線の新造車両「10-300形 4次車」を3編成導入し、5月19日より運行を開始すると発表した。

 「10-300形 4次車」は10両編成となり、従来使われていた8両編成の「10-000形」を置き換える。これにより、混雑緩和と輸送力増強を見込む。

 同車両は、車内の乗降ドア上部に液晶ディスプレイ(デジタルサイネージ)を2画面配置し、交通局や東京都の事業PRなどの案内情報を提供するほか、空気清浄機能付き空調装置、遮音ガラス、座席端部の大型袖仕切り板、全照明のLED化などの車内設備を備える。

 また、バリアフリー設備として、座席間の手すりやつり革の増設、従来より低い吊り手や荷棚、ドアの開閉表示灯などが設置されている。「10-300形 3次車」と比べると、ドアにラインカラーの帯を配置し、ドアの開閉状態を分かりやすくしたのも特徴。

ドア上部に設置されるデジタルサイネージ

編集部:柴田 進