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JR札幌駅、2029年度までに大幅リニューアル。エキナカ商業施設は1.5倍に拡大・約30店舗が27年度末開業へ

2026年5月20日 発表
JR札幌駅のリニューアル工事について全貌明らかに

 JR北海道は5月20日、現在実施しているJR札幌駅のリニューアル工事について計画概要を発表した。全体の工事完了は2029年度第1四半期ごろを予定している。

 目玉のひとつとなるエキナカ商業施設は、面積を従来の約1300m2から約2000m2へと約1.5倍に拡大。店舗数も18店舗から約30店舗へ増強し、2027年度末の開業を目指す。施設内には、北海道のお土産やスイーツ店、惣菜店のほか、日常利用向けのコンビニやベーカリーなどが出店を計画している。

 混雑緩和の対策として、西改札口の位置を移動して改札外の柱との離隔距離を確保し、スムーズな通過を促す。さらに案内機能を強化するため、「みどりの窓口」「JRインフォメーションデスク(外国人デスク)」「北海道さっぽろ観光案内所」を隣接して配置する。この窓口配置の見直しと、東西連絡通路の供用開始は、商業施設と同じ2027年度末を予定している。

 改札内には「カマクラ」をモチーフにした待合室を新設し、2026年秋ごろに供用を開始する。一方で改札外のトイレは廃止し、改札内の喫煙室数も削減する。

 2026年度中は設備配置の見直しに向けた工事を本格化し、今秋9月から2027年3月ごろにかけて、東西コンコースの改札機、券売機、みどりの窓口の移転を順次行なっていく。

各施設・設備の供用開始スケジュール
東コンコース
みどりの窓口
カマクラモチーフの待合室
東西コンコースのリニューアルポイント
エキナカ商業施設は約1.5倍に拡大、約30店舗に増強して2027年度末の開業目指す
エキナカ商業施設のジャンル配置。北海道のお土産・スイーツ、地元のおすすめ惣菜・飲食店、日常利用のコンビニ・ベーカリーなど
東コンコース内の有人改札・券売機・改札機を配置換えし、改札内の一部店舗・喫煙所を1か所廃止、みどりの窓口は一時的に移転(2026年9月ごろ)
西コンコース内の待合スペースを新設待合室に移転、券売機を移設(2026年10月ごろ)
西コンコース内の友人改札機・改札機を移転(2027年3月ごろ)