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東武トップツアーズ、沖縄・辺野古沖の船転覆事故に関するお詫び文を掲載「乗船プログラムは学校側による直接手配」

2026年3月24日 発表
東武トップツアーズが同志社国際高校の修学旅行の取り扱いについて説明

 東武トップツアーズは3月24日、Webサイトにて「弊社取り扱いの研修旅行における事故につきまして」と題したお詫び文を掲載した。

 3月16日に沖縄県名護市の辺野古沖で発生した、船2隻「平和丸」「不屈」の転覆事故に関するもの。船には京都・同志社国際高校の修学旅行生18名を含む計21名が乗っており、高校生1名と船長1名が亡くなっている。

 発表内容によると、修学旅行の企画・実施は東武トップツアーズが担当したものの、船舶乗船プログラムについては学校側が直接選定・手配したとのこと。

 ただし、「旅行全体の行程を管理する立場として、(中略)万全を期すことができなかったことを真摯に受け止めております」とも述べている。

 同社は、事故発生後に社長を本部長とする緊急対策本部を設立。今後の対応については、「引き続きご遺族のみなさま、生徒さま・保護者のみなさまの対応を最優先に進めるとともに、積極的に安全管理の再構築に努め、再発防止に全力を尽くしてまいります」と案内している。

 なお、国土交通省の金子恭之大臣は、定例会見で(1)「平和丸」「不屈」を使用した運送について、海上運送法の事業登録が行なわれていないこと、(2)沖縄総合事務局が19日より運航団体など関係者への事実確認を行なっていることを説明。

 今般の運送が海上運送法の登録を要する事業に該当するかは、「他人の需要に応じたものなのか」「反復継続される事業として運送が実施されていたか」などの観点に基づき判断するとしている。

 東武トップツアーズによるお詫び文(全文)は以下のとおり。

 このたび、弊社が取り扱いました沖縄県での研修旅行において、2026年3月16日にコース別研修中の船舶が転覆し、尊い生徒さまの命が失われるという極めて痛ましい事故が発生いたしました。亡くなられた生徒さまに対し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福を心よりお祈りいたします。また、お怪我をされた生徒さまの一日も早いご回復を切に願うとともに、過酷な状況に直面された生徒さま、ならびに保護者・ご親族のみなさまに、多大なるご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

 事故発生後、弊社では直ちに社長を本部長とする緊急対策本部を立ち上げ、全社を挙げて対応に当たってまいりました。その間、何よりも最優先すべき責務として、ご遺族さまへの誠心誠意の対応、ならびに旅行本隊の安全な帰路の確保に全力を注いでまいりました。本日まで本件に対するご報告が遅れましたことを、お詫び申し上げます。

 今回の船舶乗船プログラムは学校さまが直接選定・手配されたものでございましたが、弊社は旅行全体の行程を管理する立場として、適切な助言や注意喚起を行なうなど、旅程管理という大切な本来の役割において万全を期すことができなかったことを真摯に受け止めております。

 弊社は引き続きご遺族のみなさま、生徒さま・保護者のみなさまの対応を最優先に進めるとともに、積極的に安全管理の再構築に努め、再発防止に全力を尽くしてまいります。あわせまして、二度とこのような痛ましい事故が起きないよう、全従業員があらためて安全への意識を高め、お客さまの安心と安全を最優先とした取り組みを徹底してまいります。

弊社取り扱いの研修旅行における事故につきまして