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品川駅西口(高輪三丁目)の再開発、西武不動産の複合ビルは2028年度に着工予定。ホテルや地区最大のMICE施設など

2025年12月22日 発表
B地区のイメージパース

 西武不動産は12月22日、京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合、都市再生機構、東急不動産とともに推進中の「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、東京都からB-1地区に関する都市計画変更が告示されたと発表した。

 A地区(2029年度開業予定)、B地区(2032年度開業予定)、C地区(2028年度開業予定)、D地区(2030年度開業予定)の4地区からなる再開発。京浜急行電鉄とトヨタ自動車が進めるA地区は5月31日に着工し、C・D地区は2026年度に着工予定となっている。

 このうち西武不動産が主体で進めるB-1地区は、2028年度に着工予定。B-1-1地区(約0.9ヘクタール)には「高輪森の公園」を、B-1-2地区(約3.0ヘクタール)には地下4階・地上31階の複合ビルを整備する。敷地面積は約2万7500m2、容積率は約740%、高さは約140m。

 ビルには、オフィス・ホテル・住宅のほか、商業エリアや品川駅西口地区を代表するMICE施設を設ける。また、品川駅にもっとも近いA地区の動線を延長したバリアフリーの歩行者通路を整備するという。

開発区域の位置図。A~Dの4地区からなる

 そのほか開発計画の進捗状況や詳細は、Webサイト「品川駅西口地区のまちづくり」を確認いただきたい。