ニュース

福岡空港、国際線ターミナル待合室の充電対応席が約5.7倍に。お菓子・食品14ブランドも新たに販売

リニューアルがすべて完了

2025年12月20日 完了
福岡空港 国際線ターミナルビルのリニューアルが12月に完了

 福岡国際空港は、国際線旅客ターミナルビル3階において、免税店 お菓子・食品エリアを11月18日にオープンするほか、搭乗待合室を12月20日にリニューアルする。これらをもって、2022年5月から行なってきた国際線ターミナルビル等増改築工事がすべて完了する。

 免税店 お菓子・食品エリアは、3階搭乗待合室内(保安検査場通過後エリア)の旧免税店跡地を活用。仮設のお菓子・食品エリア2区画を集約し、従来の約3倍の面積(約810m2)となる。

免税店 お菓子・食品エリアの位置図

 エリア内には、東京ばな奈、ルタオ、博多 銘菓 ひよ子といったインバウンドに人気のある銘菓の専門8区画を整備。久原本家やチロリアンなど福岡発祥の銘菓・食品を含め新たに14ブランドの商品を販売するなど、取り扱い商品も大幅に拡大し、免税品オンライン予約も受付再開するとのこと。

新たに取り扱う14ブランド

福岡:茅乃舎
福岡:チロリアン(千鳥饅頭総本舗)
福岡:チョコレートショップ ※空港免税店初
福岡:アイラブカスタードヌフヌフ
福岡:元祖博多めんたい重 ※空港免税店初
熊本:杉養蜂園
北海道:北菓楼 ※道外初の常設店舗
東京:ねんりん家
東京:Now on Cheese
東京:チューリップローズ ※九州初の常設店舗
東京:果実とバター canarina ※canarinaあまおういちごディグレは全国初
東京:バターステイツ
東京:Caica ※空港初
京都:美十

 また、加熱式たばこ「Ploom」ブランドを体感できる専門エリア(約38m2)を12月5日にオープンする。

銘菓の専門区画

 搭乗待合室は福岡らしさ・日本らしさを感じられるよう、既存コンコースにおいて、天井は日本家屋の縁側をイメージした木調のデザインに改修するほか、四季をイメージした坪庭エリアを設置。2023年12月に供用を開始した延伸部の北側コンコースと統一感のある空間に仕上げるという。

 ロビーチェアは約300席増やし、2022年5月整備前の約2.4倍(約1900席)に。充電設備も約5.7倍に拡充し、約850席設けるとのこと。

今回のリニューアル範囲
北側コンコースと空間デザインを統一
充電できる席を約5.7倍に増やす

 ほかにも国際線ターミナルビル等増改築工事の一環として、12月5日に新商業エリアの開業を予定している。衣料品の「ユニクロ」、家電の「AirBicCamera」、文房具・革小物の「伊東屋」など、13店舗が出店する。