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南海電鉄、新観光列車の外観デザインを公開。名称は「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に

2025年度末 運行開始
新観光列車「GRAN 天空」外観デザインやロゴも公開

 南海電気鉄道は、2025年度末に運行開始を予定している新観光列車の名称を「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に決定した。

 GRAN 天空は、現在運行中の観光列車「天空」(橋本駅~極楽橋駅間)に代わり、新たに難波駅~極楽橋駅間を結ぶ観光列車。名称は社内公募と一般投票を経て決定したもので、「落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅をお客さまにお届けしたい」という。

 名称決定に併せて、ロゴと外観デザインの詳細も公開した。外観デザインは深紅をベースにゴールドを基調とした装飾を施し、各車両の側面デザインは、南海電鉄の社章(通称:羽車マーク)から着想を得た優美に羽根を広げるデザインで、旅の可能性を広げてほしいという願いを表現。また、高野山に咲くシャクナゲなど、沿線にゆかりのある植物をモチーフにした装飾を随所に施している。

 GRAN 天空の運行に関する情報や車両・サービスについては、11月6日10時に公開する特設サイトで案内予定。

外観デザインは深紅をベースにゴールドを基調とした装飾を施した
控えめで落ち着いた豪華さや時代を超えて共感される美しさを表現するロゴ
内観デザイン(5月15日に発表済み)
運行中の観光列車「天空」