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万博閉幕日、最後の水上ショーは制作・運営スタッフが見送る特別演出「アオと夜の虹のパレード The Finale」

2025年10月13日 実施
万博閉幕日の最後の水上ショーで関係者が感謝のあいさつ

 2025年日本国際博覧会協会は10月13日、大阪・関西万博における最後の水上ショーを実施した。

「アオと夜の虹のパレード」は、噴水と照明、レーザー光、プロジェクションマッピング、炎、音楽の演出を組み合わせた水上ショー。ショーのエリア面積8800m2、水のあるエリアを含めた全体では3万m2、実施エリアの水量は約1万kLという万博史上最大規模のステージになっている。

 水と空気、生命のつながりと循環を表現したストーリー展開で、島で暮らす子供(アオ)が水と空気の精霊(ドードー)と出会い、生き物たちの祝祭に立ち会うことで不思議な現象に触れる、というもの。企画・原案を田中直基さん、音楽を菅野よう子さん、制作はECA2が担当し、出演声優は毛利花さん(アオ)、友近さん(ドードー)、夏木マリさん(アオのおばあちゃん)という布陣。

 13日20時30分に始まった最終公演では、終演後に制作・運営スタッフが登壇して来場者への感謝を伝えるあいさつ・見送りを実施した。

 また、この水上ショーの物語や人物紹介、制作過程、主題歌「にじまつり」の歌詞などを記した記念パンフレット「アオと夜の虹のパレード Concept Book」を制作しており、最後の3日間(10月11日~13日)の予約エリア入場者に無料で配布した。このパンフレットはWebサイトでPDFを公開しているため、誰でも閲覧可能だ。