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万博、タクシー降車可能時刻を朝5時に前倒し。第2交通ターミナルも利用可能に、西ゲートの早朝待機場所なども一部変更

2025年9月29日 発表
夢洲南高架橋~夢洲中央幹線の混雑状況(9月27日6時15分ごろ、写真提供:大阪港湾局)

 2025年日本国際博覧会協会(大阪・関西万博)は、10月1日以降のタクシー降車場所・降車可能時間について公式サイトで案内している。

 会期末に向けてタクシーでの来場者が増えていることから、タクシー降車待ちの車列が北・南高架橋や夢洲中央幹線道路まで達し、シャトルバスなど万博輸送のみならず、一般交通にも影響が出ているという。

 このため9月25日から、従来の第1交通ターミナルに加えて、試行的に第2交通ターミナルでの降車を認めていたが、10月1日からは第2交通ターミナルでの降車可能時間を拡大。

 第1交通ターミナルは6時45分に開門し、それより前の時間はゲート前の待機不可とする。第2交通ターミナルは5時に開門。5時以前は観光外周道路が閉鎖されているため、ターミナル内へ進入することはできない。

タクシー降車可能場所・時間

 タクシーの運用方法変更に伴い、早朝における西ゲート来場者の待機場所および整列誘導も以下のとおり変更する。

5時~6時45分

 第2交通ターミナルで待機。6時30分から警備員の先導のもと、西エントランス広場へ誘導を行なう。

6時45分~

 第1交通ターミナル、桜島駅シャトルバス降車場前で待機。5時~6時45分来場者の待機列を西エントランス広場へ誘導後、その後ろへ誘導を行なう。

 博覧会協会は、「早朝は警備員の配置が充分でなく救護所も開設していないため、お客様の安全を充分に確保できません。無理のない節度ある時間での来場をお願いいたします」と呼びかけている。

 また現場の状況により、降車可能時間、早朝来場者待機場所、西エントランスへの移動時刻などは予告なく変更する場合があるとのこと。

早朝来場者待機場所