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ハウステンボスに本日オープン「エアクルーズ・ザ・ライド」体験してきた。リアルな浮遊感にびっくり

2025年9月12日 オープン
アトラクションタウンにオープンする「エアクルーズ・ザ・ライド」をいち早く体験してきた

 ハウステンボス(長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1)は、新アトラクション「エアクルーズ・ザ・ライド」を9月12日にオープンした。

 エアクルーズ・ザ・ライドは、8K LEDスクリーンを巨大なドーム型フライングシアターに導入した日本初の絶景ライドアトラクション。海や森、草原に砂漠、煌びやかな街並み、これらの映像にシンクロして浮遊感を与えるライドモーションと、爽快な風や香り、水しぶきなどのエフェクトにより、地球上の絶景を身体ひとつで飛びまわるようなリアリティが味わえるとしている。

 アトラクションの所要時間は約30分(メインショー約6分)で、待ち時間を短縮できる枚数限定「エクスプレスパス」の対象施設。4歳未満、身長100cm未満、妊娠中の場合は利用できない。4歳以上7歳未満の場合は、保護者(18歳以上)の同伴が必要となる。

アトラクションは3階建て
待機エリアは美術館のような内装になっている

 アトラクションは「ディスカバリー・アース財団」が開催する特別展の一部で、美術館のようなキューラインを抜けると、地球の絶景コレクション(アートフォト)のなかに入って世界を飛び回る「フライトツアー」へと招待される。

ディスカバリー・アース財団による地球の絶景コレクション
ここでA~Eグループに分けられる

 プレショーが終わり、ロッカーに荷物を預けたら、いよいよ自分の座席へ。ゲストはA~Eグループに分けられ、A~Bは3階、C~Dは2階、Eは1階の席に案内される。記者は1階だったが、スクリーンは足下から頭上までいっぱいに広がっていてかなり大きい。

 映像が始まると、座席が前後上下左右とねじれるように動き出す。さらに、滝の近くでは霧吹きのような水がかかったり、花畑ではよい匂いがしたり、飛行スピードによって風が吹いたり、本当に身体ひとつで世界を飛び回っているような気分が味わえた。

スクリーンには8454万個のLEDを使用し、解像度はフルHDの約19倍とのこと。映画館のスクリーンよりも暗い部分がしっかりと黒く、空や海など光が当たっている部分はキラキラと明るく、映像にメリハリがある(画像提供:ハウステンボス)
椅子の傾きが変わっているだけなのに、急降下するシーンでは浮遊感があってけっこう怖かったし、若干乗り物酔いもした(画像提供:ハウステンボス)
エアクルーズ・ザ・ライド体験映像(映像提供:ハウステンボス)

 ハウステンボスでは、エアクルーズ・ザ・ライドのほかにも絵本没入型の新アトラクション「ミッフィーのドリームストーリーブック」が同時オープン。9月10日にはオープニングセレモニーが開催された。

ハウステンボス 2大アトラクション オープニングセレモニーの様子