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インドネシア、新しい入国手続き「All Indonesia」開始。10月1日以降は全空港の国際線搭乗者に義務づけ

2025年9月1日 開始
インドネシアで新しい入国手続きが始まった

 インドネシア政府は、新しい入国手続き「All Indonesia」の運用を9月1日に開始した。

 一部空港で試験運用を開始していたが、9月1日以降はジャカルタ スカルノ・ハッタ空港、スラバヤ ジュアンダ空港、デンパサール ングラ・ライ空港に到着するすべての国際線搭乗者は、All Indonesiaを使った電子フォームの登録が義務づけられている。また、10月1日以降は国内すべての空港・港で導入するという。

 All Indonesiaは、これまでの電子税関申告書(e-CD)と健康検疫申告書(SATUSEHAT Health Pass)、滞在先住所などを登録する到着カード(Arrival Card)を統合したもので、インドネシア到着3日前から入力可能。入国時にQRコードを提示して審査を受けることになる。

 なお、日本からの旅行者は別途インドネシア入国査証(E-VISA、E-VOA)が必要で有料だが、All Indonesia自体は無料で利用できる。